何割ぐらいの人が、「壁」対策で仕事を減らしている?
年収の壁を超えないためには、時として働く時間を調整する必要がある。実際にどれぐらいの人が就業調整をしているのだろうか。
同アンケートで2024年11月の実態を調査したところ、次の結果となった。
このように、56%が「調整した」と回答。10人いれば約6人が、壁を超えないために「仕事時間を減らした」もしくは「仕事をしなかった」ということになる。一方で、残りの44%は「調整していない」と回答しており、働き方の選択が二極化している様子が見て取れる。
最後に、属性ごとの結果も見てみよう。
「調整しなかった」と答えた人が最も多かったのは「アルバイト・パート」(50%)という結果に。一方で、「調整した」と回答した人が多かったのは「主婦・主夫」(62%)と「無職」(63%)で、どちらも60%を超えた※。
※年代/性別/エリア/職業は「シェアフル」登録時に選択されたものを参照しているため、現在の状況とは異なる可能性がある
人それぞれ価値観や家庭環境などが異なるため、働き方は十人十色だ。アンケート結果を参考にしつつ、将来の生活設計や資産形成の目標、ライフイベントへの備えなども見据えて、自分にとって最適な働き方を選択したいものだ。
《調査概要》「年収の壁」に関する実態調査 実施時期:2024年11月27日 調査対象:日本全国の10代~70代の男女(シェアフルユーザーを対象にしたWeb調査) 有効回収数:42,131サンプル