4人に1人が「いや、むしろ買う!」、その理由は?

約4割が市場動向を静観している一方で、“買い”に打って出る投資家も少なくありません。先ほどのアンケートを見てみると、「積極的に買い増ししている」と答えた人が25.8%。4人に1人は「買い時」と判断し、行動に移しているようです。

その理由として挙げられているのが“日本株の割安感”です。「夏は暑くて株もバテているように感じる。しかし、日本株は世界株と比較しても割安であることに変わりはないため」(ぼーん)という声からは、いま仕込んでおけば将来成長するという期待が伺えます。

ただし当然ながら、“今後成長するかどうか?”は冷静に見極めている模様。例えば検討材料にしているのがシェアの大きさです。

「世界シェア1位や首位級の銘柄を買い増してます。今年は円高で株価は下落するでしょうが、実力のある企業の株は必ず上がって来ると信じてるので!それとは別に、優待で人気の銘柄は買い増すチャンスです」(中野区のランダムウォーカー)といった声がありました。

ほかにも「NVIDIAに代表される半導体株(日本では半導体関連株)はAI系需要が落ち込むとは思えないので下がった今が買いと思っています」(SSSSSMAT)といったように、「成長分野かどうか?」というのも、検討材料の一つにしているようです。