新NISAの「つみたて投資枠」でおすすめの投資信託は?

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね(農林中金全共連アセットマネジメント)

つみたて投資枠と成長投資枠について、それぞれ違うファンドで運用しなければならないというルールはないので、1本のファンドで枠を満たしても良いでしょう。逆に複数のファンドに分散させると、資産クラスの配分比率がわかりにくくなるし、いたずらにファンドを増やしたからといって分散投資効果が高まるものでもありません。

ということで、1本のファンドで1800万円の枠を満たすならという前提でファンドを選ぶと、1本はこのファンド。理由は銘柄選択基準が明確で、自分自身がそれに賛同できるからです。

アクティブファンドは投資方針が命。「もし自分が株式に投資するならどういう基準で選ぶか」という視点で各ファンドの投資方針を比較し、納得できるファンドを選ぶことが大事。この点、同ファンドは「高い産業付加価値」、「圧倒的な競争優位」、「長期的な潮流」という3つの観点から銘柄を選ぶというように投資方針が明確。投資対象は米国株式ですが、移民政策により人口増加はしばらく続き、先進国の中では最も経済成長ののりしろが大きい。長期保有には適したファンドのひとつと考えます。