2022年12月、関西みらい銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「ニッセイ/シュローダー好利回りCBファンド2022-12(為替ヘッジあり・限定追加型)」の概要

関西みらい銀行の12月ランキング1位は、「ニッセイ/シュローダー好利回りCBファンド2022-12(為替ヘッジあり・限定追加型)」だった。同ファンドは、日本を含む世界のCB(転換社債)を実質的な主要投資対象とする。CB(転換社債)とは、一定の条件で株式に転換できる権利のついた債券である。同ファンドは2022年12月に新規設定され、設定額は78億円となった。信託期間約5年の限定追加型ファンドで、2022年12月29日以降は申込みの受付を行っていない点には注意が必要だ。

■ニッセイ/シュローダー好利回りCBファンド2022-12(為替ヘッジあり・限定追加型)
基準価額 1万118円
信託報酬 1.1605%程度(年率・税込)
純資産残高 159.19億円

※1月24日時点

全体を見て:日経平均株価を対象にしたインデックスファンドが人気

関西みらい銀行では、日経平均株価を対象にしたインデックスファンドの人気が高かった。ランキング4位の「りそな日経225インデックス」は、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。12月は-6.6%のマイナスリターンとなったものの、日経平均株価を対象にしたインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。2023年1月以降も、日経平均株価が下落する局面では同ファンドに買いが入る可能性は高いだろう。

■りそな日経225インデックス
基準価額 9565円
信託報酬 0.4895%(年率・税込)
純資産残高 129.9億円

<騰落率>
1カ月 -6.6%
3カ月  0.5%
6カ月 -0.7%
1年    -8.4%

※12月末時点