IPOはもうかるって本当?

長期的に株価が低迷している日本郵政グループ3社も、新規上場時は好スタートを切りました。新規上場のことを「IPO」(Initial Public Offering)といい、利益を得やすいとして個人投資家から人気を集めています。2022年10月におけるIPOも、21日までに上場した銘柄で初値が公開価格を下回ったケースはありませんでした。

【2022年10月のIPO一覧】

※テクニカル上場を除く10月21日までの新規上場銘柄

出所:日本取引所グループ、ヤフーファイナンス

IPOに参加するためには、当該銘柄の幹事証券会社で申し込む必要があります。ただし、申し込んだとしても必ず購入できるわけではありません。証券会社ごとに配分ルールが異なりますが、募集株数に対して申込者が多い場合、一般に抽選で購入できる権利が付与されるためです。

申し込みの際は、IPOのリスクにも留意してください。初値が公開価格を下回るケースもあり、その後も株価が回復しない可能性があります。

またスケジュールがタイトなこと、購入前に目論見書を閲覧する必要があることなども注意点です。特に目論見書は訂正版が何度も出される傾向があり、確認を怠ると抽選に当たったとしても購入できない可能性があるため注意してください。

執筆/若山卓也(わかやまFPサービス)

証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業(IFA)および保険募集人に登録し、金融商品の販売も行う。2017年から金融系ライターとして活動。AFP、証券外務員一種、プライベートバンキング・コーディネーター。