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プロの投信選定力~八杉哲史の判断軸

【第3回】オルタナティブ資産ファンドは何を見て選ぶのか

八杉 哲史
八杉 哲史
中国銀行 上席スペシャリスト
2026.09.28
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【第3回】オルタナティブ資産ファンドは何を見て選ぶのか

広がりを見せる預かり資産ビジネス、投資信託のラインアップはかつてない拡充を見せている。一方、商品選定や営業の現場では、「どの商品を採用すべきか」「どのような提案が求められるのか」など、多くの悩みを抱えている。本連載では、資産運用ビジネスの構造から現場の課題までを熟知する中国銀行の八杉哲史氏が、注目するファンド・アセットクラスについて独自の視点で解説。

「オルタナティブ資産」とは何だろうか。

資産運用の中心にあるのは、企業の成長や利益を取り込む株式と、発行体からの利息収入を積み上げる債券である。そして、そのどちらにも分類されない「もう一つの資産」が、オルタナティブ資産である。

個人が投資できる資産は大きく広がっている。REIT、金や原油などのコモディティに加え、最近ではプライベート・エクイティやプライベート・デットなども一般投資家の手が届く資産になりつつある。さらに、ビットコインなどの暗号資産を金融商品として取り込む動きも進んでいる。国内公募投資信託の純資産残高からも、その広がりが見て取れる(図表1)。

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著者情報

八杉 哲史
やすぎ てつし
中国銀行 上席スペシャリスト
1994年中国銀行入行。営業店で8年間、個人・法人営業に従事した後、本部にて20年以上にわたり投資信託業務をはじめとする預かり資産ビジネス全般に携わる。2007年に行内専門職制度においてスペシャリスト認定を受け、ファイナンシャル・アドバイザー(FA)、プライベート・バンキング(PB)、投資信託業務、金融商品仲介業務、顧客本位の業務運営企画など、営業と企画の双方を担当。資産運用ビジネスにおける豊富な実務経験を基に、2019年から2026年6月まで、格付投資情報センター(R&I)の専門誌『ファンド情報』において「地銀投信ビジネス・銀行員に必要な販売の実務と課題」を連載。現在は、販売会社の視点から、投資信託をはじめとする資産運用ビジネスの実務や課題について情報発信を行っている。
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