「非常に厳しい投資環境だったにもかかわらず、投資信託の純増額が過去最高水準に達したのは、『徹底的なお客さま目線』という中期経営計画で掲げた基本方針の下、全社を挙げてお客さまへ寄り添い、情報提供やコンサルティングに力を注いできた結果だと思います」。この4月にアイザワ証券の商品本部長に就任した古川知寿氏は、2022年度を振り返ってそう語る。古川氏は昨年度、ファイナンシャルアドバイザリー本部長として、同社の営業の担い手であるファイナンシャルアドバイザー(FA)の指揮を執る立場にあった。
不安定な相場環境が続いた2022年度、アイザワ証券は投資信託の純増額が過去最高水準に達した。背景には、同年度にスタートした中期経営計画で掲げた「徹底的なお客さま目線」の改革があった。その改革とはどのようなもので、またNISAの制度拡充も見据え、今後はどんな施策を打ち出し、裾野拡大の鍵を握るIFAチャネルではどんな展開を見せるのか。商品本部長の古川知寿氏と、IFAビジネス本部長の川路弘氏の話を基に明らかにしたい(2023年4月28日取材)。
「非常に厳しい投資環境だったにもかかわらず、投資信託の純増額が過去最高水準に達したのは、『徹底的なお客さま目線』という中期経営計画で掲げた基本方針の下、全社を挙げてお客さまへ寄り添い、情報提供やコンサルティングに力を注いできた結果だと思います」。この4月にアイザワ証券の商品本部長に就任した古川知寿氏は、2022年度を振り返ってそう語る。古川氏は昨年度、ファイナンシャルアドバイザリー本部長として、同社の営業の担い手であるファイナンシャルアドバイザー(FA)の指揮を執る立場にあった。
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