動画の新シリーズ「米国金融機関定点ウォッチ」では、米国の証券ビジネスの最新動向や先進事例などを、沼田優子氏(明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科専任教授)が分かりやすく解説していきます。
2回目は米国の証券ビジネスにおける「大手」の位置づけの変化についてです。BofAメリルリンチやモルガン・スタンレー、ウェルス・ファーゴといった「ワイヤハウス」と呼ばれる大手証券は近年、主要な経営指標のランキングで順位を下げています。擁しているアドバイザー数では地方証券のエドワード・ジョーンズに劣り、運用資産や顧客資産ではネット証券が中核のチャールズ・シュワブに水をあけられています。