怒涛の日々の先に待っていた「義両親からのお願い」

そんな中、四十九日の法要を終えた後の精進落としの席で、義両親からびっくりするようなお願いをされました。

最初、義父が「息子は本当にいい人と結婚した。玲子さんのように賢くて気の利く女性はなかなかいない。しかも、立派な会社で管理職をしているんだから」などと言い出したのでどういうつもりかと思ったら、その後に義母がこう畳みかけてきたのです。

「たくさんお給料をもらっているんでしょ? 良かったら、私たちを助けてくれないかしら?どうせ先の短い年寄りだし、あなたが勤めている間だけでいいから」

突然の申し出に驚いただけでなく、義両親ってこういう人だったっけと言いようのない違和感を覚えました。夫が毎月、義両親に10万円を援助していたことは、その時初めて知りました。

義両親は自営業で国民年金の未納期間もあるため、受給額は2人合わせて1カ月で10万円にも届かないのだそうです。

「年金だけではとても暮らしていけないから、このままだとせっかく息子から相続したお金もあっという間に使い尽くしてしまう。10万円が無理なら、5万円でもいい。後生だから、私たちを助けてちょうだい」

そこまで言われてむげにはできず、毎月5万円を送金することになったのでした。