インデックス部門1位は7年連続「オルカン」

続いて行われたインデックス投信部門では、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が1位に輝いた。

(図表)個人投資家が選ぶ!Fund of the Year 2025「インデックス部門」
 
出所:「個人投資家が選ぶ!Fund of the Year 2025」よりFinesee編集部作成
 

1位となった「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は前身の「投信ブロガーが選ぶ! Fund of The Year」時代から含め7連覇を達成した。同ファンドの純資産残高は約9.7兆円に達している(2025年1月時点)。三菱UFJアセットマネジメントの礒江 功・執行役員は「2月には純資産残高10兆円に届くだろうと思いますが、これもひとえに皆さま方のご支持、ご支援のおかげです」と謝意を示した。カスタマー・コミュニケーション部の部長として日ごろからファンミーティングなどを通じて顧客接点を大切にしているという礒江氏は、今後も顧客の声を改善に活かしていくと決意を込めた。

2位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」。三菱UFJアセットマネジメントのファンドが1位、2位を獲得した。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は2024年6月に純資産総額が5兆円を突破。その約1年半後(2026年1月)には国内初の10兆円を達成した。2025年末には国内で初めて外国株の現物株のレンディングも開始している。

3位は「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」。2013年の設定以来、12年連続の受賞となった。投票者からは、信託報酬の継続的引き下げに先鞭をつけたファンド、10年間積み立てているなどの声が聞かれた。

個人投資家が選ぶ! Fund of the Yearの特徴は、こうした投票者である個人投資家からの熱い声が集約され、結果が決まるという点だ。表彰式後の交流会では、投資家と運用会社の担当者との間で活発な意見交換が行われた。同運営委員会では、こうした取り組みを通じてより良い投資環境づくりにつなげていく考えだ。