3月の資金流入額1位は「日本好配当リバランスオープン」(61.98億円)
国内株式型ファンドの3月の資金流入額1位は、「日本好配当リバランスオープン」だった。同ファンドは、日経500種平均株価採用銘柄を予想配当利回りの高い順にランキングし、上位70銘柄を投資対象とするアクティブファンドである。4月7日時点における組入銘柄の予想平均配当利回りは4.86%と高く、東証プライム市場加重平均利回りの2.56%を大きく上回っている。高い利回りが期待できるファンドとして、4月以降も資金流入が続く可能性は高いだろう。
■日本好配当リバランスオープン
基準価額 1万847円
信託報酬 0.913%(年率・税込)
純資産残高 274億円
<騰落率>
1カ月 -3.21%
3カ月 8.43%
6カ月 12.49%
1年 23.48%
※4月7日時点
3月のリターン1位は「情報エレクトロニクスファンド」(5.49%)
国内株式型ファンドの3月のリターン1位は「情報エレクトロニクスファンド」だった。同ファンドは、国内の電気機器、精密機器などエレクトロニクスに関連する企業や情報サービス、通信など情報通信に関連する企業の株式に投資するアクティブファンドである。3月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。
1.日立製作所 9.2%
2.ソニーグループ 9.0%
3.ローム 8.8%
4.ディスコ 7.8%
5.日本電信電話 5.6%
3月は5.5%のリターンとなったものの、3月末時点における1年騰落率は-1.2%となっている。4月以降も、リターンランキング上位に入るかどうかに注目している。
■情報エレクトロニクスファンド
基準価額 2万4178円
信託報酬 1.562%(年率・税込)
純資産残高 171.3億円
<騰落率>
1カ月 5.5%
3カ月 13.4%
6カ月 17.7%
1年 -1.2%
※3月末時点