2022年11月、三菱UFJ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「GSグローバル社債ターゲット2022-12(追加限定型)」の概要

三菱UFJ銀行の11月ランキング1位は、「GSグローバル社債ターゲット2022-12(追加限定型)」だった。同ファンドは信託期間約5年の限定追加型投資信託で、主に日本を含む世界の企業等が発行する米ドル建てまたはユーロ建て債券(ハイ・イールド債券を含む)に投資する。限定追加型投資信託とは、当初設定後一定期間は新規資金による追加設定が可能であるが、その後の追加設定は分配金の再投資などによる買い付けに限っている投資信託のことである。通常の投資信託は信託期間中にいつでも購入(追加設定)が可能であるが、限定追加型の場合は一定期間のみ追加設定が可能であるという特徴がある。同ファンドは約5年の信託期間で年1%程度の実質的な最終利回りの確保を目指す。ただ、12月9日で購入の申込みは終了しているので注意が必要だ。

■GSグローバル社債ターゲット2022-12(追加限定型) 
基準価額 9,962円
信託報酬 0.7975%(年率・税込)
純資産残高  655.05億円
※12月9 日時点

全体を見て:日経平均株価を対象にしたインデックスファンドが人気

三菱UFJ銀行では、日経平均株価を対象にしたインデックスファンドが人気だった。日経平均株価は、日本の株式市場の動向を示す株価指数の一つで、日本経済新聞社が算出・公表している。日経平均株価は225銘柄からなるため「日経225」とも呼ばれている。11月の同ファンドの騰落率は1.4%のプラスリターンとなった。12月以降も同ファンドが三菱UFJ銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■eMAXIS 日経225インデックス
基準価額 33,054円
信託報酬 0.44%(年率・税込)
純資産残高 429.49億円

<騰落率>
1カ月 1.4%
3カ月 0.3%
6カ月 3.4%
1年    2.3%

※11月末時点