国内株式型1位は「日本株厳選ファンド・ブラジルレアルコース」(25.4%)

国内株式の1カ月リターンでは、「ブラジルレアルコース」や「米ドルコース」などの通貨選択型ファンドが複数上位にランクインした。資源価格の上昇を背景に資源国通貨が上昇したことや、国内と海外の金利差拡大を背景に円安が進行したことなどが要因だ。リターン1位の「日本株厳選ファンド・ブラジルレアルコース」は、国内の株式の中から、割安と判断される銘柄に厳選投資するアクティブファンドで、「ブラジルレアルコース」や「米ドルコース」「豪ドルコース」など6つの通貨コースから選択できる。3月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.トヨタ自動車 5.3%
2.富士通 5.3%
3.三菱重工業 5.2%
4.電通グループ 5.2%
5.任天堂 5.1%

「円コース」も8.6%のプラスリターンだったが、ブラジルレアル高によって「ブラジルレアルコース」は25.4%と大きく上昇した。

■日本株厳選ファンド・ブラジルレアルコース  
基準価額 3,153円
信託報酬 1.7475%(年率・税込)
純資産残高 125.63億円

<騰落率>
1カ月 25.4%
3カ月 41.9%
6カ月 35.9%
1年    52.2%

※3月末時点