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【速報】どうなる?金融経済教育推進機構 「顧客本位TF」1年ぶり開催

川辺 和将
川辺 和将
金融ジャーナリスト
2024.01.29
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【速報】どうなる?金融経済教育推進機構 「顧客本位TF」1年ぶり開催

金融庁は1月26日、金融審議会「顧客本位タスクフォース」の第6回会合を開き、4月に設立を予定する金融経済教育推進機構の活動方針について明らかにしました。認定アドバイザーについては、講師派遣事業や割引クーポンの配布などを通じて活動を支援する考えを提示。政府として近く策定する、安定的な資産形成の支援に関する基本方針の案も示し、専門家委員らから意見を募りました。

アドバイザーの要件は?

顧客本位タスクフォースはおととし(2022年)、政府の新しい資本主義実現会議が「資産所得倍増プラン」を取りまとめるプロセスにおいて、その具体策を詰めるための専門家会合として、既存の「市場制度ワーキンググループ」の下部組織として設立されました。

昨年(23年)の「資産運用立国実現プラン」の策定に向けた作業においては、同じく市場制度WG傘下の兄弟会議体にあたる「資産運用に関するタスクフォース」に議論の場が移りました。したがって22年末の倍増プラン策定以降、顧客本位タスクフォースの活動はいったん途絶えていましたが、金融経済教育推進機構の設立など報告書に盛り込まれていた重要施策が実現に向けて動き出したこともあり、このたび約1年ぶりに再始動しました。

外務員は認定対象資格に

会合で事務局側は、昨年11月に改正された金融サービス提供法に基づいて認可法人として設置される「金融経済教育推進機構」に関し、その活動の具体的な方向性について説明しました。

アドバイザーの要件は?

顧客本位タスクフォースはおととし(2022年)、政府の新しい資本主義実現会議が「資産所得倍増プラン」を取りまとめるプロセスにおいて、その具体策を詰めるための専門家会合として、既存の「市場制度ワーキンググループ」の下部組織として設立されました。

昨年(23年)の「資産運用立国実現プラン」の策定に向けた作業においては、同じく市場制度WG傘下の兄弟会議体にあたる「資産運用に関するタスクフォース」に議論の場が移りました。したがって22年末の倍増プラン策定以降、顧客本位タスクフォースの活動はいったん途絶えていましたが、金融経済教育推進機構の設立など報告書に盛り込まれていた重要施策が実現に向けて動き出したこともあり、このたび約1年ぶりに再始動しました。

外務員は認定対象資格に

会合で事務局側は、昨年11月に改正された金融サービス提供法に基づいて認可法人として設置される「金融経済教育推進機構」に関し、その活動の具体的な方向性について説明しました。

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著者情報

川辺 和将
かわべ かずまさ
金融ジャーナリスト
金融ジャーナリスト、「霞が関文学」評論家。毎日新聞社に入社後、長野支局で警察、経済、政治取材を、東京本社政治部で首相官邸番を担当。金融専門誌の当局取材担当を経て2022年1月に独立し、主に金融業界の「顧客本位」定着に向けた政策動向を追いつつ官民双方の取材を続けている。株式会社ブルーベル代表。東京大院(比較文学比較文化研究室)修了。
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