FDレポートは、金融庁が投資信託を含む金融商品の販売サイドに関する課題認識を提示するという趣旨で年1回ペースで公表されています。主に運用サイドについて問題点を指摘する「資産運用業高度化プログレスレポート」と対をなす位置づけの資料です。
金融庁FDレポート「リテール撤退を容認」の波紋 事業者から「やめられるならマシ」の声も
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金融庁は6月30日、「リスク性金融商品の販売会社における顧客本位の業務運営のモニタリング結果」（「FDレポート」）を公表しました。仕組債販売への締め付け強化の結果、経営が成り立たなくなる事業者にリテールビジネスからの撤退を容認する趣旨の記述が盛り込まれていることに対し、事業者から反発の声も聞こえます。（金井誠）
