finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

マネックス証券 人気ファンドランキング トップ10(2022年12月)

山下 耕太郎
山下 耕太郎
金融ライター/証券外務員1種
2023.01.13
無料
マネックス証券 人気ファンドランキング トップ10(2022年12月)

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では、マネックス証券の2022年12月の購入金額ランキングトップ10について見ていきます。

2022年12月、マネックス証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「楽天日本株4.3ブル」の概要

マネックス証券の12月ランキング1位は、「楽天日本株4.3ブル」だった。同ファンドは、株価指数を対象とした先物取引を積極的に活用することで、日々の基準価格の値動きが国内株式市場の値動きに対して概ね4.3倍程度となることを目指して運用を行うブル型ファンドである。11月は+6.2%のプラスリターンとなったものの、12月末の基準価額は8,196円と11月末の11,261円に比べて約28%下落している。同ファンドはハイリスク・ハイリターンのブル型ファンドなので、積極的にリスクを取れる投資家以外は購入しないほうがいいだろう。

■楽天日本株4.3倍ブル  
基準価額 11,261円
信託報酬 1.243%(年率・税込)
純資産残高 492.01億円

<騰落率>
1カ月   6.2%
3カ月  -4.8%
6カ月   2.8%
1年    -13.2%

※11月末時点

全体を見て:日経平均株価を対象にしたインデックスファンドが人気

マネックス証券では、国内株を対象にしたインデックスファンドやブル型・ベア型ファンドの人気が高かった。上位10ファンド中、8つが国内株を対象にしたファンドとなっている。ほかの大手ネット証券では海外株式型ファンドが人気なので、国内株がこれほど人気というのは、珍しい。ランキング3位の「日経225ノーロードオープン」は、日経平均株価を対象にしたインデックスファンドの中で最大の純資産残高を誇る。ただ、11月は147.54億円の資金が流出した。これは、国内公募株式投信(ETF除く)の中で最大だ。日経平均株価を対象にしたインデックスファンドは、株価が上昇する局面で売られ、下落する局面で買われる傾向がある点には注意が必要だろう。

■日経225ノーロードオープン 
基準価額 20,236円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 2,242億円

<騰落率>
1カ月 1.34%
3カ月 0.15%
6カ月 3.18%
1年    1.91%

※11月末時点

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
次のページ その他の注目ポイントは?
1 2
前の記事
楽天証券 人気ファンドランキング トップ10(2022年12月)
2023.01.12
次の記事
auカブコム証券 人気ファンドランキング トップ5(2022年12月)
2023.01.14

おすすめの記事

新規設定金額は前月の約4分の1に急減、「逆張り戦略」や「暗号資産」に投資するファンドも登場 =25年7月新規設定ファンド

finasee Pro 編集部

信頼たる資産運用アドバイザーには理由(わけ)がある “進化”した米国の資産運用ビジネスから日本が学ぶべき点は何か? 【米国RIAの真実】

木村 大樹、エミル・スキ

「オルカン」「日経225」が下がり「S&P500」が浮上する三菱UFJ銀行の売れ筋、株式市場の復調でバランス型は?

finasee Pro 編集部

令和のナニワ金融?万博でにぎわう大阪府の金融機関事情
【金融風土記】

佐々木 城夛

三菱UFJMS証券の売れ筋で「オルカン」が落ちて「日経平均」がジャンプアップ

finasee Pro 編集部

著者情報

山下 耕太郎
やました こうたろう
金融ライター/証券外務員1種
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
新規設定金額は前月の約4分の1に急減、「逆張り戦略」や「暗号資産」に投資するファンドも登場 =25年7月新規設定ファンド
信頼たる資産運用アドバイザーには理由(わけ)がある “進化”した米国の資産運用ビジネスから日本が学ぶべき点は何か? 【米国RIAの真実】
【連載】こたえてください森脇さん
④ネット証券ではなく、自金融機関で投信購入するメリットを説明できない。
FPパートナーへの業務改善命令は"FDレポートの保険版"?金融庁が処分にこめた3つのメッセージ
「オルカン」「日経225」が下がり「S&P500」が浮上する三菱UFJ銀行の売れ筋、株式市場の復調でバランス型は?
【文月つむぎ】"フィーベース信仰"に一石? IFA団体が世に問う「顧客本位の新常識」とは
三菱UFJMS証券の売れ筋で「オルカン」が落ちて「日経平均」がジャンプアップ
アセット・スワップの会計:「途中からヘッジ」は認められるのか
投信残高は史上最大の119兆円! 「S&P500」に代わって「世界のベスト」と「宇宙関連」が浮上、中国ヘルスケアも!?
⑤経営承継の課題と退職時期の決定問題【動画つき】
信頼たる資産運用アドバイザーには理由(わけ)がある “進化”した米国の資産運用ビジネスから日本が学ぶべき点は何か? 【米国RIAの真実】
FPパートナーへの業務改善命令は"FDレポートの保険版"?金融庁が処分にこめた3つのメッセージ
令和のナニワ金融?万博でにぎわう大阪府の金融機関事情
【金融風土記】
【連載】こたえてください森脇さん
④ネット証券ではなく、自金融機関で投信購入するメリットを説明できない。
【連載】こたえてください森脇さん
⑤NISA枠の使い切り、「成長投資枠で一括投資」「つみたて投資枠」どちらがいい?
みずほ銀行の売れ筋で復調する「米国株ファンド」、「グロイン」もパフォーマンスが伴ってランクイン
投信残高は史上最大の119兆円! 「S&P500」に代わって「世界のベスト」と「宇宙関連」が浮上、中国ヘルスケアも!?
【文月つむぎ】"フィーベース信仰"に一石? IFA団体が世に問う「顧客本位の新常識」とは
DCは本当に「儲からないビジネス」なのか? 業界活性化の糸口はカネではなく「情報」に?
三菱UFJMS証券の売れ筋で「オルカン」が落ちて「日経平均」がジャンプアップ
【文月つむぎ】"フィーベース信仰"に一石? IFA団体が世に問う「顧客本位の新常識」とは
【連載】こたえてください森脇さん
④ネット証券ではなく、自金融機関で投信購入するメリットを説明できない。
第12回運用資産に関わる常識を疑え!(その1)
銀行預金ではインフレに負けるから投資すべき?
信頼たる資産運用アドバイザーには理由(わけ)がある “進化”した米国の資産運用ビジネスから日本が学ぶべき点は何か? 【米国RIAの真実】
【みさき透】金融庁、FDレポートで外株の回転売買に警鐘 「2、3の事例はアウト」か
FPパートナーへの業務改善命令は"FDレポートの保険版"?金融庁が処分にこめた3つのメッセージ
「顧客意向」を盾に取る釈明に「喝」!?新FDレポートの見逃せない5つのポイント
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」
第15回 住宅ローン金利の上昇はどのセクターにどんな効果を及ぼすか
広島銀行の売れ筋トップ10から「S&P500」が消える。人気を高めているファンドの特徴とは?
DCは本当に「儲からないビジネス」なのか? 業界活性化の糸口はカネではなく「情報」に?
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2025 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら