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楽天証券 人気ファンドランキング トップ10(2022年12月)

山下 耕太郎
山下 耕太郎
金融ライター/証券外務員1種
2023.01.12
無料
楽天証券 人気ファンドランキング トップ10(2022年12月)

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では、楽天証券の2022年12月の購入金額ランキングトップ10について見ていきます。

2022年12月、楽天証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の概要

楽天証券の12月ランキング1位は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。11月は-4.8%のマイナスリターンとなり、12月末の基準価額も18,035円と11月末の19,380円から約7%下落した。11月から円高・ドル安が進み、円換算ベースのS&P500種指数をベンチマークにしている同ファンドには逆風となっている。2023年も円高・ドル安が続くようだと、基準価額の下落につながるので注意が必要だろう。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)  
基準価額  19,380円
信託報酬   0.0968%(年率・税込)
純資産残高 1兆6,301.54億円

<騰落率>
1カ月 -4.8%
3カ月 -0.2%
6カ月  3.8%
1年     5.1%

※11月末時点

全体を見て:海外株式型ファンドが人気

楽天証券では、12月も海外株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を主要対象とし、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンド。これ1本で米国株式市場の投資可能銘柄4,000銘柄に幅広く分散投資できる。米国株の大型株から小型株まで網羅しているので、S&P500種指数を対象にした「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」よりもリスクを抑えた運用が可能である。2023年も、楽天証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■楽天・全米株式インデックス・ファンド  
基準価額 19,940円
信託報酬 0.162%(年率・税込)
純資産残高  7,423.71億円

<騰落率>
1カ月 -5.0%
3カ月 -0.5%
6カ月  3.7%
1年     2.5%

※11月末時点

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著者情報

山下 耕太郎
やました こうたろう
金融ライター/証券外務員1種
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011
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