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横浜銀行 人気ファンドランキング トップ5(2022年11月)

山下 耕太郎
山下 耕太郎
金融ライター/証券外務員1種
2023.01.05
無料
横浜銀行 人気ファンドランキング トップ5(2022年11月)

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では神奈川県横浜市に本店を置く地方銀行、横浜銀行の2022年11月の購入件数ランキングトップ5について見ていきます。

2022年11月、横浜銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「eMAXIS 日経225インデックス」の概要

横浜銀行の11月ランキング1位は、「eMAXIS 日経225インデックス」だった。同ファンドは日経平均株価(配当込み)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。11月は+1.4%とプラスリターンとなったものの、約41億円の資金流出となった。これは国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で14番目の大きさである。日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が上昇する局面で売りが増える傾向がある点には注意が必要だ。

■eMAXIS 日経225インデックス
基準価額 33,054円
信託報酬 0.44%(年率・税込)
純資産残高 429.49億円

<騰落率>
1カ月 1.4%
3カ月 0.3%
6カ月 3.4%
1年    2.3%

※11月末時点

全体を見て:インデックスファンドが人気

横浜銀行ではインデックスファンドの人気が高かった。ランキング2位の「インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)」は、米国の株価指数である「NASDAQ100指数(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。NASDAQ100指数は、米国のナスダック市場に上場している企業のうち、時価総額上位100社の株価から構成される株価指数(金融業を除く)である。革新的なビジネスモデルを有する企業が多く含まれており、世界有数のハイテク企業やバイオテクノロジー企業などで構成されている。ただ、11月は大幅に円高が進んだことから同ファンドの騰落率は-6.62%のマイナスリターンとなった。純資産残高は増えているものの、基準価額の下落が続いている点には注意が必要だろう。

■インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
基準価額 12,475円
信託報酬 0.484%(年率・税込)
純資産残高 527.61億円

<騰落率>
1カ月  -6.62%
3カ月  -6.58%
6カ月  -1.65%
1年    -14.23%

※11月末時点

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著者情報

山下 耕太郎
やました こうたろう
金融ライター/証券外務員1種
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011
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