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【投資信託 エマージング株式型】資金流入額・リターン・純資産残高ランキング トップ10ファンド(2022年11月)

Finasee編集部
Finasee編集部
2023.01.04
無料
【投資信託 エマージング株式型】資金流入額・リターン・純資産残高ランキング トップ10ファンド(2022年11月)

市場や業界の動向を踏まえ、投資信託評価会社などが毎月公表するデータについて、その概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では三菱アセット・ブレインズが毎月リリースする「投信マーケット概況」から、直近1カ月のエマージング株式型の資金流入額・リターンランキング・純資産残高トップ10のデータを参照し、2022年11月にどんなファンドが目立った動きを見せたのかを探っていきます。

11月の資金流入額1位は「高成長インド・中型株式ファンド」(66.52億円)

エマージング株式ファンドの11月資金流入額1位は、「高成長インド・中型株式ファンド」だった。同ファンドは、インドの中型株式を実質的な主要投資対象とするアクティブファンドである。中型株式とは、ニフティ500の時価総額上位51位~350位の銘柄の時価総額規模を有する銘柄である。ただし、大型株式や小型株式にも投資することもある。ニフティ500(NIFTY 500)は、インド証券取引所(National Stock Exchange of India)に上場する企業で構成される株価指数。ニフティ500に掲載されている企業は、業界別に分類されており、さまざまな業界を代表する企業が含まれている。同ファンドの11月騰落率は-3.8%のマイナスリターンとなったものの、1年騰落率は+14.3%と高い。12月以降も資金流入が続く可能性は高いだろう。

■高成長インド・中型株式ファンド  
基準価額 10,473円
信託報酬 2.0505%程度(年率・税込)
純資産残高 795.89億円

<騰落率>
1カ月  -3.8%
3カ月  -3.2%
6カ月   9.6%
1年     14.3%

※11月末時点

11月のリターン1位は「チャイナオープン」(24.95%)

エマージング株式ファンドの11月リターン1位は、「チャイナオープン」だった。同ファンドは中国および香港企業の株式(DRおよびカントリーファンドを含む)を主要投資対象とするアクティブファンドである。11月は+24.9%の高いリターンになった。ただ、1年騰落率は-34.6%となっており、基準価額の変動が激しい。短期間で高いリターンが狙えるものの、リスクが高いファンドだという認識が必要だ。

■チャイナオープン 
基準価額 13,829円
信託報酬 1.672%以内(年率・税込)
純資産残高 24.7億円

<騰落率>
1カ月  24.9%
3カ月 -11.7%
6カ月 -14.9%
1年    -34.6%

※11月末時点

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著者情報

Finasee編集部
ふぃなしーへんしゅうぶ
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
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