個人金融資産2400兆円を動かす IFAの未来と使命
――今後の展望とメッセージをお聞かせください。
福田氏 ステークホルダーとともに資産運用のみにとどまらずファミリーガバナンスやコーポレートファイナンス等、お客さまの事業や資産、価値観を支える真のファイナンシャルアドバイザー会社を目指すことに注力していく方針です。税負担の重い日本において単なる資産運用にとどまらず、社会貢献や寄付といった「資産の使い道」まで見据えた総合的な価値提供を追求します。重要なのは、提供価値の本質を見失わないことです。社名のとおり、私たちが価値あると考える「スタンダード」を地道に築き、日々を楽しみながら未踏の“冒険”に挑み続けたいですね。
長谷川氏 私たちの目標は自社の成長だけでなく、アドバイザリーの成功モデルを確立し、そのノウハウをIFA業界全体、さらには証券業界へと広く共有し、金融業界全体の発展に貢献することです。約2400兆円に及ぶ日本の家計金融資産のうち、仮に1割(約240兆円)が投資に回り、年3%で運用されれば、その年間収益は名目GDPの約1%に相当します。こうした資金が新たな付加価値の創出につながれば、日本経済の成長にも寄与する可能性があります。この還流の仕組みを構築することでリテール金融はGDP拡大に資する一大産業となり得るはずです。その一助となることこそが、私たちの果たすべき使命であると確信しています。
