2023年2月、三井住友銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」の概要
三井住友銀行の2月ランキング1位は、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」だった。同ファンドは、株式投資の王道である「成長+配当+割安」を追求して世界のベストを厳選するアクティブファンドである。また、毎月決算型で20年超の実績を持つ唯一の株式ファンドでもある。1月は+5.08%のプラスリターンとなり、1年騰落率も+14.39%と好調だ。3月以降も、同ファンドが三井住友銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
基準価額 8521円
信託報酬 1.903%(年率・税込)
純資産残高 2988.44億円
<騰落率>
1カ月 5.08%
3カ月 6.74%
6カ月 5.02%
1年 14.39%
※1月末時点
全体を見て:債券型ファンドが人気
三井住友銀行では、債券型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「日系企業海外債券オープン(為替ヘッジあり)」は、主に日系企業が海外で発行する外貨建て債券に投資する債券型ファンドである。そして、普通社債だけでなく、劣後債などにも投資して高い金利収益の確保を目指す。ただ、米国など海外の金利が上昇していることにより、同ファンドの1月末時点における1年騰落率は-12.2%となっている。今後も、海外の金利動向には注意が必要だろう。
■日系企業海外債券オープン(為替ヘッジあり)
基準価額 9173円
信託報酬 1.0285%(年率・税込)
純資産残高 104.19億円
<騰落率>
1カ月 2.1%
3カ月 4.4%
6カ月 -3.9%
1年 -12.2%
※1月末時点