金融機関を選ぶ共通の「物差し」
金融庁では投資家が金融機関を選ぶときに参考になるように、各社に取扱商品の損益状況などについて比較可能な共通の“物差し”を作って公表することを進めている。
例えば投資信託であれば、「その金融機関で投資信託を持っている顧客のうち、実際に利益が出ている人がどれくらいいるか」を示す「運用損益別顧客比率」という指標がある。
この投資信託の運用損益別顧客比率を公表し、金融庁に報告を行ったその他事業者等のうち運用損益率プラスの顧客の割合を見ていこう(2025年3月末基準)。

各金融機関で公表している顧客の投資信託における運用損益の最新データを金融庁が取りまとめた結果が2025年9月10日に発表された。同年3月末時点の結果が一律に示されており、金融機関ごとの違いが手に取るように分かる。業態別の内訳からその他事業者の内訳を確認していこう。
金融庁では投資家が金融機関を選ぶときに参考になるように、各社に取扱商品の損益状況などについて比較可能な共通の“物差し”を作って公表することを進めている。
例えば投資信託であれば、「その金融機関で投資信託を持っている顧客のうち、実際に利益が出ている人がどれくらいいるか」を示す「運用損益別顧客比率」という指標がある。
この投資信託の運用損益別顧客比率を公表し、金融庁に報告を行ったその他事業者等のうち運用損益率プラスの顧客の割合を見ていこう(2025年3月末基準)。