finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

新NISAは2月も「上々」、日証協が大手10社対象に買付動向を調査

川辺 和将
川辺 和将
金融ジャーナリスト
2024.03.25
会員限定
新NISAは2月も「上々」、日証協が大手10社対象に買付動向を調査

日本証券業協会が、2月末時点のNISA口座開設・利用状況の調査結果を公表しました。口座開設件数は制度拡充直後の1月からややペースを落としましたが、日証協会長は新NISA開始後2カ月間の実績全体として「上々のスタート」と評価しました。

調査対象はネット含む大手10社

今回の日証協による調査では、大手10社(うちネット5社)を対象としたヒアリングをもとに実態を概算。2月の口座開設件数は約53万件で、昨年の1~3月の月平均約18万件から約2.9倍に増加しました。

日証協担当幹部は、1月のの口座開設件数が推計で70万件程度だったと説明したうえで、「新しいNISAがスタートした1月にものすごく口座が開かれて2月にぐっと減るということではなく、2月も口座開設が多数行われている」と話しました。

1~2月の買付額(月平均)をみると、成長投資枠は1.5兆円で、前年同期月平均(旧一般NISA枠)の3.3倍に。つみたて投資枠は2700億円で、同(旧つみたてNISA枠)3倍に、それぞれ膨らんでいます。

買付額のうち、85%が成長投資枠の取引でした。また、NISA買付額全体のうち国内株が46%を占め、日証協は「制度趣旨である『成長資金の供給』の役割も担っている」との認識を示しています。投信は買付額全体の50%を占めました。

買付額上位10銘柄(個別名は非公表)をみると、成長投資枠の投資信託はインデックス8銘柄、アクティブ2銘柄がランクイン。投資対象は海外7銘柄、国内外2銘柄、国内1銘柄という内訳になっています。つみたて枠は10銘柄全てがインデックス型で、海外が7銘柄、内外が3銘柄。国内のランクインはゼロでした。

成長投資枠の株式では配当利回りの高い大型株が選好される傾向がみられ、情報通信、銀行、医薬品などが上位に入りました。

ETFを除く公募投信の設定額に占める買付額の割合(1~2ヶ月の月平均)は旧制度開始以来、1割未満にとどまっていましたが、足元では2割に迫る勢いで拡大しています。

調査対象はネット含む大手10社

今回の日証協による調査では、大手10社(うちネット5社)を対象としたヒアリングをもとに実態を概算。2月の口座開設件数は約53万件で、昨年の1~3月の月平均約18万件から約2.9倍に増加しました。

日証協担当幹部は、1月のの口座開設件数が推計で70万件程度だったと説明したうえで、「新しいNISAがスタートした1月にものすごく口座が開かれて2月にぐっと減るということではなく、2月も口座開設が多数行われている」と話しました。

1~2月の買付額(月平均)をみると、成長投資枠は1.5兆円で、前年同期月平均(旧一般NISA枠)の3.3倍に。つみたて投資枠は2700億円で、同(旧つみたてNISA枠)3倍に、それぞれ膨らんでいます。

買付額のうち、85%が成長投資枠の取引でした。また、NISA買付額全体のうち国内株が46%を占め、日証協は「制度趣旨である『成長資金の供給』の役割も担っている」との認識を示しています。投信は買付額全体の50%を占めました。

買付額上位10銘柄(個別名は非公表)をみると、成長投資枠の投資信託はインデックス8銘柄、アクティブ2銘柄がランクイン。投資対象は海外7銘柄、国内外2銘柄、国内1銘柄という内訳になっています。つみたて枠は10銘柄全てがインデックス型で、海外が7銘柄、内外が3銘柄。国内のランクインはゼロでした。

成長投資枠の株式では配当利回りの高い大型株が選好される傾向がみられ、情報通信、銀行、医薬品などが上位に入りました。

ETFを除く公募投信の設定額に占める買付額の割合(1~2ヶ月の月平均)は旧制度開始以来、1割未満にとどまっていましたが、足元では2割に迫る勢いで拡大しています。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
1

関連キーワード

  • #日証協
  • #金融庁

おすすめの記事

浜銀TT証券の売れ筋に大きな変化、「WCM」がトップを取り、「AB米国成長株投信」が3カ月ぶりランクイン

Finasee編集部

アセット・スワップで有効性検証をあえてやってみたら?

岡本 修

「AIはポジティブ回答に寄っていることも…」投資のプロが“実際に行っている”情報インプット術

finasee Pro 編集部

佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第21回:“106万円の壁”撤廃の影響を受けるセクターとは

佐々木 城夛

「IFA管理のガイドライン策定を」――日証協が提言を受け新作業部会を設置

川辺 和将

著者情報

川辺 和将
かわべ かずまさ
金融ジャーナリスト
金融ジャーナリスト、「霞が関文学」評論家。毎日新聞社に入社後、長野支局で警察、経済、政治取材を、東京本社政治部で首相官邸番を担当。金融専門誌の当局取材担当を経て2022年1月に独立し、主に金融業界の「顧客本位」定着に向けた政策動向を追いつつ官民双方の取材を続けている。株式会社ブルーベル代表。東京大院(比較文学比較文化研究室)修了。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
アセット・スワップで有効性検証をあえてやってみたら?
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第21回:“106万円の壁”撤廃の影響を受けるセクターとは
「AIはポジティブ回答に寄っていることも…」投資のプロが“実際に行っている”情報インプット術
「IFA管理のガイドライン策定を」――日証協が提言を受け新作業部会を設置
「支店長!お客さまが迷惑そうなので、電話をしたくありません!」
金融行政方針が示す「次の金融」の輪郭――資産運用立国を、商品からインフラへ 
物色のテーマ、株価指標さえも時には変わる…ベテランファンドマネジャーが平成バブルで得た教訓
【金融風土記】「豊かさと分散」の経済圏――山形の金融動向とは
預り資産額1兆円を見据えるブレイクスルーの全貌  ゴールベースとチーム体制でリテール金融を変える
投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【日本株アクティブファンド編】
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第21回:“106万円の壁”撤廃の影響を受けるセクターとは
「支店長!お客さまが迷惑そうなので、電話をしたくありません!」
アセット・スワップで有効性検証をあえてやってみたら?
金融行政方針が示す「次の金融」の輪郭――資産運用立国を、商品からインフラへ 
物色のテーマ、株価指標さえも時には変わる…ベテランファンドマネジャーが平成バブルで得た教訓
「AIはポジティブ回答に寄っていることも…」投資のプロが“実際に行っている”情報インプット術
「攻め」と「守り」の均衡点はどこに?--2026事務年度金融行政方針のポイント解説
「IFA管理のガイドライン策定を」――日証協が提言を受け新作業部会を設置
三菱UFJ銀行でバランス型の「ウェルス・インサイト」がトップ、毎月分配のアクティブファンドもランクアップ
みずほ銀行で「キャピタル世界株式」がトップに、想定最終利回り約2.7%の「グローバル債券ファンド」も人気化
預り資産額1兆円を見据えるブレイクスルーの全貌  ゴールベースとチーム体制でリテール金融を変える
【金融風土記】「豊かさと分散」の経済圏――山形の金融動向とは
「支店長!お客さまが迷惑そうなので、電話をしたくありません!」
日本版IFAに迫る自主規制の刃、そのとき求められる真の「独立」とは何か
【第2回】債券ファンドは何を見て選ぶのか
お客さまとその家族を深く知り、寄り添い続け、総資産の増加を目指すストックビジネスへ case of 横浜銀行
「真剣な姿勢できれいごとを貫く」時代を捉え、顧客に寄り添い、自ら変革し続ける case of 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
上位4ファンドの「オルカン」「S&P500」「世界のベスト」「グロース・オポチュニティ」にそれぞれの事情=2026年8月純流入額トップ20
投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【日本株アクティブファンド編】
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第21回:“106万円の壁”撤廃の影響を受けるセクターとは
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2026 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら