finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

日本の潜在力を映すテーマ型投信を iDeCo拡充へ官邸のリーダーシップ欠かせず 自民・中西健治財務金融部会長(元JPモルガン証券副社長)インタビュー

永田町のキーパーソンに聴く④

finasee Pro 編集部
finasee Pro 編集部
2023.07.25
会員限定
日本の潜在力を映すテーマ型投信を iDeCo拡充へ官邸のリーダーシップ欠かせず 自民・中西健治財務金融部会長(元JPモルガン証券副社長)インタビュー

新たなNISA制度のスタートまで残すところ5カ月となった。非課税投資枠の大幅な拡大や制度の恒久化が実現する一方、金融機関の商品ラインアップや運用力に関してはさまざまな課題が指摘される。「仏つくって魂入れず」に陥らないために必要な施策や、NISAに続くiDeCo改革の方向性などについて、自民党の中西健治衆議院議員(党財務金融部会長、元JPモルガン証券副社長)に聞いた。 (インタビュアーは楽天証券の水野清司資産形成・運用支援室長)

——新たなNISAのスタートが近づいています。岸田文雄内閣が掲げる「資産所得倍増」の実現に向けた課題は。

首相は4月の経済財政諮問会議で、「資産運用立国」を目指すと高らかに宣言し、資産運用の高度化のために必要な施策をまとめるよう霞が関に指示を出しました。首相が述べた方向性は私自身も常日ごろから問題意識を持っていましたので、「わが意を得たり」と感じています。

「資産運用立国」に向けて、まず何よりも日本に資産運用の真のプロが育っていく環境を整えなければなりません。よく「日本にはブラックロックのような会社が存在しない」と言われますね。資産運用のプロと呼べるような独立系の運用会社は、それほど多くはありません。

ポイントは2つあると思います。日本市場の地合いの変化と、一向に変わらない日本的雇用慣行です。

——新たなNISAのスタートが近づいています。岸田文雄内閣が掲げる「資産所得倍増」の実現に向けた課題は。

首相は4月の経済財政諮問会議で、「資産運用立国」を目指すと高らかに宣言し、資産運用の高度化のために必要な施策をまとめるよう霞が関に指示を出しました。首相が述べた方向性は私自身も常日ごろから問題意識を持っていましたので、「わが意を得たり」と感じています。

「資産運用立国」に向けて、まず何よりも日本に資産運用の真のプロが育っていく環境を整えなければなりません。よく「日本にはブラックロックのような会社が存在しない」と言われますね。資産運用のプロと呼べるような独立系の運用会社は、それほど多くはありません。

ポイントは2つあると思います。日本市場の地合いの変化と、一向に変わらない日本的雇用慣行です。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
1

関連キーワード

  • #公募投信
  • #法律・制度
  • #NISA
  • #自民党
  • #中西健治

おすすめの記事

10億円以上の資産家が多いのは山口県、北陸ではNISA活用が進む。県民性から読み解く日本人の投資性向とは?

Finasee編集部

「オルカン」「S&P500」を追う2強海外アクティブ投信。なぜ? みんなが買う理由がわかった!

Finasee編集部

「外国株式型」の純資産が3カ月連続で減少して資金流入にも陰り、パフォーマンスでは「ゴールド」(為替ヘッジあり)が好調=25年4月投信概況

finasee Pro 編集部

【みさき透】視界不良の「プラチナNISA」、意外に響くネットの評判 

みさき透

大和証券の売れ筋上位のアクティブファンドは運用成績にバラつき、株価が上昇に転じた有望ファンドとは?

finasee Pro 編集部

国内投資促進の圧力が高まる?議連提言書と新資本主義会議が示した機関投資家への「期待」とは

川辺 和将

野村證券の売れ筋で「国内株」の人気は浮上、「S&P500」が急落する中で踏みとどまったファンドとは?

finasee Pro 編集部

著者情報

finasee Pro 編集部
ふぃなしーぷろへんしゅうぶ
「Finasee」の姉妹メディア「Finasee PRO」は、銀行や証券会社といった金融機関でリテールビジネスに携わるプロフェッショナルに向けたオンライン・コミュニティメディアです。金融行政をめぐる最新動向をはじめ、金融機関のプロフェッショナルにとって役立つ多様なコンテンツを日々配信。投資家の皆さんにも有益な記事を選りすぐり、「Finasee」にも配信中です。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
「外国株式型」の純資産が3カ月連続で減少して資金流入にも陰り、パフォーマンスでは「ゴールド」(為替ヘッジあり)が好調=25年4月投信概況
新刊『海外投資家はなぜ、日本に投資するのか』の著者に聞く、日本株のさらなる可能性
ワイズマン廣田綾子氏
【みさき透】視界不良の「プラチナNISA」、意外に響くネットの評判 
「支店長! 売れ筋の投資信託を3つ覚えて売れるようになりました。全ての商品を覚える必要はありますか?」
野村證券の売れ筋で「国内株」の人気は浮上、「S&P500」が急落する中で踏みとどまったファンドとは?
「支店長! 本音が知りたいです! 顧客本位と成果(収益)のバランスをどのように考えていますか?」
日本におけるゴールベースアプローチの現状ー米国から学ぶ「顧客本位ともうかる仕組み」の両立
【動画】連続講義「事業承継・生前対策の最新動向」
④相続対策における個人保険の役割
③事業承継の考え方(財産承継と経営承継)【動画つき】
金融庁のKPIランキングでIFAトップ! 財コンサルティング・田中唯社長に聞く
野村證券の売れ筋で「国内株」の人気は浮上、「S&P500」が急落する中で踏みとどまったファンドとは?
プラチナNISAだけじゃない!「立国議連」提言書で見逃せない注目ポイント3選
新刊『海外投資家はなぜ、日本に投資するのか』の著者に聞く、日本株のさらなる可能性
ワイズマン廣田綾子氏
【みさき透】視界不良の「プラチナNISA」、意外に響くネットの評判 
eスマート証券の売れ筋主要インデックスに見えた「トランプ相場」で頼りになるリスクヘッジ手段とは?
プラチナNISA新設に現実味、金融庁の懸念は業界がつい先送りした”アレ”の管理【オフ座談会vol.3:かやば太郎×本石次郎×財研ナオコ】
「外国株式型」の純資産が3カ月連続で減少して資金流入にも陰り、パフォーマンスでは「ゴールド」(為替ヘッジあり)が好調=25年4月投信概況
【連載】藤原延介のアセマネインサイト
⑲高齢者向けNISA創設の報道で再注目される毎月分配型ファンド
国内投資促進の圧力が高まる?議連提言書と新資本主義会議が示した機関投資家への「期待」とは
楽天証券の売れ筋がほとんど動かなかったのは大きな変化の前兆か? 意外にもろかった「SCHD」
NISAで高齢者に毎月分配型解禁へ 制度の進化か参院選対策か、それとも「自民党・ネオ宏池会」の野望か 
【緊急座談会・みさき透とその仲間たち】
新潟との地銀越境統合は成功するか? 群馬県の金融事情【金融風土記】
プラチナNISAの創設案が映す「森信親イズム」の終焉
プラチナNISA新設に現実味、金融庁の懸念は業界がつい先送りした”アレ”の管理【オフ座談会vol.3:かやば太郎×本石次郎×財研ナオコ】
「支店長! 売れ筋の投資信託を3つ覚えて売れるようになりました。全ての商品を覚える必要はありますか?」
【連載】投信ビジネスのあしたはどっちだ
③トランプ関税でボラティリティが高まる今こそ能動的なフォローを
シニア向け「プラチナNISA」で毎月決算型も解禁? 毎月決算型の選び方と使い方
【連載】藤原延介のアセマネインサイト
⑲高齢者向けNISA創設の報道で再注目される毎月分配型ファンド
みずほ銀行の売れ筋上位が5カ月連続で同じ理由、株価の急落にもしっかり耐えるファンドとは?
【文月つむぎ】毎月分配型のアウト/セーフは?当局に問われる「線引き力」
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2025 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら