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ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
小林悦子社長インタビュー
プロの知恵を結集し投資未経験層の背中を押す

finasee Pro 編集部
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2023.07.11
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ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント<br /> 小林悦子社長インタビュー<br />プロの知恵を結集し投資未経験層の背中を押す

2024年1月のNISA新制度への移行に向け、金融業界をあげて着々と対応が進む。「貯蓄から投資へ」「貯蓄から資産形成へ」 の機運がかつてなく高まる今、投資の裾野を拡大するため、運用会社に求められる役割とは何か。ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント代表取締役社長の小林悦子氏に、資産運用ビジネスの現在、そして未来をどう見据えているか聞いた。

—— NISAの拡充をはじめ、資産運用ビジネスを巡る外部環境は大きく変化しつつあります。現状をどう捉えていますか。

足元の物価上昇や国際情勢の不安定化と相まって、今回の NISA 制度の拡充は投資未経験層の意識に決定的な変革をもたらし得ると考えています。輸入コストの増大などに伴うインフレが進む一方、賃金水準のフラットな状況が長期化すれば、これまでのように預金中心ではいけないとの認識がさらに広がっていくはずです。
長らく停滞していた「貯蓄から投資へ」「貯蓄から資産形成へ」 の流れを一気に推進するため、非課税保有期間の無期限化、そして投資上限額の拡大は、いずれも時宜を得た施策と言えるでしょう。短期的な売買タイミングを見計らうのではなく、時間をかけて資産を成長させる意義について理解を深める場を、この機会に広く提供することが重要です。


ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
代表取締役社長
小林 悦子 氏

 

—— NISAの拡充をはじめ、資産運用ビジネスを巡る外部環境は大きく変化しつつあります。現状をどう捉えていますか。

足元の物価上昇や国際情勢の不安定化と相まって、今回の NISA 制度の拡充は投資未経験層の意識に決定的な変革をもたらし得ると考えています。輸入コストの増大などに伴うインフレが進む一方、賃金水準のフラットな状況が長期化すれば、これまでのように預金中心ではいけないとの認識がさらに広がっていくはずです。
長らく停滞していた「貯蓄から投資へ」「貯蓄から資産形成へ」 の流れを一気に推進するため、非課税保有期間の無期限化、そして投資上限額の拡大は、いずれも時宜を得た施策と言えるでしょう。短期的な売買タイミングを見計らうのではなく、時間をかけて資産を成長させる意義について理解を深める場を、この機会に広く提供することが重要です。


ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
代表取締役社長
小林 悦子 氏

 

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