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横浜銀行 人気ファンドランキング トップ5(2022年9月)

山下 耕太郎
山下 耕太郎
金融ライター/証券外務員1種
2022.11.03
無料
横浜銀行 人気ファンドランキング トップ5(2022年9月)

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では神奈川県横浜市に本店を置く地方銀行、横浜銀行の2022年9月の購入件数ランキングトップ5について見ていきます。

2022年9月、横浜銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「eMAXIS 日経225インデックス」の概要

横浜銀行の9月ランキング1位は、「eMAXIS 日経225インデックス」だった。同ファンドは、日経平均株価(配当込み)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。9月の日経平均株価は下落した。米長期金利上昇から米国株式市場が急落。S&P500種株価指数など主要株価指数が年初来安値を更新したからだ。ただ、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が下落するときに買いが増える傾向にある。10月以降も日経平均が下がる場面では、同ファンドへの買いが入る可能性は高いだろう。

■eMAXIS 日経225インデックス
基準価額 30,672円
信託報酬 0.44%(年率・税込)
純資産残高 467.25億円

<騰落率>
1カ月   -6.9%
3カ月   -1.0%
6カ月   -6.0%
1年    -10.4%

※9月末時点

全体を見て:インデックスファンドが人気

横浜銀行では、9月のランキング5位までがすべてインデックスファンドだった。ランキング2位の「インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)」は、米国のNASDAQ100指数(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。NASDAQ100指数はハイテク企業やバイオテクノロジーなど成長企業が多く、2022年はさえない展開が続いている。ただ、円安・ドル高が進んだことにより、同ファンドの1年間騰落率は-1.97%となっている。しばらく厳しい環境が続きそうだが、10月以降も同ファンドが横浜銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
基準価額 12,619円
信託報酬 0.484%(年率・税込)
純資産残高 482.96億円

<騰落率>
1カ月  -5.5%
3カ月   1.50%
6カ月 -12.26%
1年     -1.97%

※9月末時点

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プラチナNISAだけじゃない!「立国議連」提言書で見逃せない注目ポイント3選

川辺 和将

著者情報

山下 耕太郎
やました こうたろう
金融ライター/証券外務員1種
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011
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