【投資信託 外国債券型】資金流入額・リターン・純資産残高ランキング トップ10ファンド（2022年6月）

6月の資金流入額1位は「GSグローバル社債ターゲット2022-06（限定追加型）」（346.19億円）

外国債券型ファンドの6月資金流入額1位は、「GSグローバル社債ターゲット2022-06（限定追加型）」だった。同ファンドは、日本を含む世界の企業等が発行する米ドル建てまたはユーロ建て債券（ハイ・イールド債券含む）に投資するファンドである。信託期間約5年の限定追加型の投資信託で、為替ヘッジを行い為替変動リスクの低減を図る。6月に新規設定されたファンドで、設定額は261.93億円だった。ただ、6月24日で購入の申込みは終了しているので、注意が必要だ。

6月のリターン1位は「三菱UFJ米国バンクローンファンド＜ロシアルーブルコース＞（毎月分配型）」（39.65％））

外国債券型ファンドの6月リターン1位は、「三菱UFJ米国バンクローンファンド＜ロシアルーブルコース＞（毎月分配型）」だった。同ファンドは、米ドル建てのバンクローン（貸付債権）、公社債を実質的な主要投資対象とするファンド。バンクローンとは、銀行等の金融機関が主に投資適格未満（BB格以下）の企業に対して行う貸出のことである。投資適格未満の相対的に信用力の低い企業への貸付であるため、信用力が低い分、投資適格債（BBB格以上）に比べ相対的に利回りは高くなっている。6月は39.6％と非常に高いリターンとなった。ただ、同ファンドは2023年10月11日に信託期間を終了し、償還する予定となっている。