各販売会社が公開するデータをもとに、編集部独自の分析で投資信託の売れ筋を考察する連載。今回は、三菱UFJ銀行のデータをもとに解説。
三菱UFJ銀行の投信売れ筋ランキング2025年10月のトップは前月第3位だった「eMAXIS 日経225インデックス」になった。前月は限定追加型の「ニッセイ/シュローダー好利回りCBファンド2025-09(為替ヘッジなし・限定追加型)」がトップを占めていたが、このファンドが募集期間の終了によってランキングから外れ、主要ファンドは前月のランクを1つずつ繰り上げている。その中で、ランクアップが目立ったのは、トップに立った「eMAXIS 日経225インデックス」とトップ10圏外から第6位にランクインした「三菱UFJインデックス225オープン」の国内株インデックスファンドと、第9位から第5位に上がった「三菱UFJ純金ファンド」だ。一方、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」や「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は順位を下げている。米国株をはじめとした外国株インデックスファンドには割高感が懸念されている。

