国内株に占めるESG投資指数の割合が初めて減少
今回の会合でGPIFは、24年度、あらかじめ掲げている運用利回り(実質1.7%)を上回る3.99%を確保した旨を報告。また、オルタナティブ資産の着実な拡大を強調し、時価総額が初めて合計4兆円を超えたと説明しました。
オルタナティブ投資では、特に投資事業有限責任組合(LPS)を通じた新規投資を積極的に進めており、インフラストラクチャー分野で4件、プライベートエクイティ分野で2件、不動産分野で1件の契約を新規締結したといった実績を紹介。管理運用業務の自己評価については、重要項目である「リスク管理」をS評価に、その他すべて(「基本的な運用手法及び運用目標」、「受託機関等の選定、評価及び管理」、「情報発信・広報及び透明性の確保」など)をA評価としています。