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社保審系会合でGPIFが「安定的収益を確保」実績を強調、オルタナティブ+インパクトの強化策に有識者から注文も

川辺 和将
川辺 和将
金融ジャーナリスト
2025.08.26
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社保審系会合でGPIFが「安定的収益を確保」実績を強調、オルタナティブ+インパクトの強化策に有識者から注文も

7月30日に開催された厚生労働省社会保障審議会の第29回資金運用部会で、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2024年度と第4期中期目標期間の実績について報告しました。GPIF側は、変動の激しい市場環境下でも運用目標を達成し、安定的な収益を確保したと総括。オルタナティブ投資の拡充など運用の多様化・高度化に注力したことなどを成果として強調しました。委員側からはインパクト投資の拡大方針に関して、被保険者の利益確保との整合性について広く理解を得られるよう、丁寧な情報発信を求める声も上がりました。

 

国内株に占めるESG投資指数の割合が初めて減少

今回の会合でGPIFは、24年度、あらかじめ掲げている運用利回り(実質1.7%)を上回る3.99%を確保した旨を報告。また、オルタナティブ資産の着実な拡大を強調し、時価総額が初めて合計4兆円を超えたと説明しました。

オルタナティブ投資では、特に投資事業有限責任組合(LPS)を通じた新規投資を積極的に進めており、インフラストラクチャー分野で4件、プライベートエクイティ分野で2件、不動産分野で1件の契約を新規締結したといった実績を紹介。管理運用業務の自己評価については、重要項目である「リスク管理」をS評価に、その他すべて(「基本的な運用手法及び運用目標」、「受託機関等の選定、評価及び管理」、「情報発信・広報及び透明性の確保」など)をA評価としています。

 

国内株に占めるESG投資指数の割合が初めて減少

今回の会合でGPIFは、24年度、あらかじめ掲げている運用利回り(実質1.7%)を上回る3.99%を確保した旨を報告。また、オルタナティブ資産の着実な拡大を強調し、時価総額が初めて合計4兆円を超えたと説明しました。

オルタナティブ投資では、特に投資事業有限責任組合(LPS)を通じた新規投資を積極的に進めており、インフラストラクチャー分野で4件、プライベートエクイティ分野で2件、不動産分野で1件の契約を新規締結したといった実績を紹介。管理運用業務の自己評価については、重要項目である「リスク管理」をS評価に、その他すべて(「基本的な運用手法及び運用目標」、「受託機関等の選定、評価及び管理」、「情報発信・広報及び透明性の確保」など)をA評価としています。

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著者情報

川辺 和将
かわべ かずまさ
金融ジャーナリスト
金融ジャーナリスト、「霞が関文学」評論家。毎日新聞社に入社後、長野支局で警察、経済、政治取材を、東京本社政治部で首相官邸番を担当。金融専門誌の当局取材担当を経て2022年1月に独立し、主に金融業界の「顧客本位」定着に向けた政策動向を追いつつ官民双方の取材を続けている。株式会社ブルーベル代表。東京大院(比較文学比較文化研究室)修了。
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