各販売会社が公開するデータをもとに、編集部独自の分析で投資信託の売れ筋を考察する連載。今回は、野村證券のデータをもとに解説。
野村證券の投信売れ筋ランキングの2025年7月は、前月に続いて「野村インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i日経225)」がトップだった。第2位には前月第9位だった「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」がジャンプアップした。また、第3位に「eMAXIS S&P500インデックス」が上がり、トップ10圏外から第7位に「東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」がランクインするなど、米国のハイテク株に関して再び強気の見方が強まったようだ。一方、前月は第3位だった「eMAXIS 日経225インデックス」が第8位に落ちた。前月第7位だった「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」も第10位に後退するなど、米国株以外の資産に関してはやや評価が下がった印象だ。