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森田隆大の GOLD Tips

【連載】森田隆大のGOLD Tips
②高まる中央銀行の金投資意欲 コロナとウクライナ危機で金が再評価

森田 隆大
森田 隆大
森田アソシエイツ代表 ワールド・ゴールドカウンシル顧問 
2023.12.01
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【連載】森田隆大のGOLD Tips<br />②高まる中央銀行の金投資意欲 コロナとウクライナ危機で金が再評価<br /><br />

新興国の中央銀行が金を爆買い               グリーンスパン氏が「金は究極の支払い手段」と太鼓判

1989年から2009年までの約20年間、長きにわたり外貨準備資産として保有した金を年平均で約400トン売却してきた中央銀行セクターは、2010年に再び積極的な金の購入に転じた。2022年には1082トンを購入し、過去最高を記録した(図表1参照)。2023年もその勢いは衰えず、第3四半期までに800トンもの金を買っている。金は現在、米ドル、ユーロに次ぐ第3位の準備通貨であり、中央銀行全体が保有する外貨準備の約14%を占める。世界に存在する金の約17%を中央銀行が保有している。

 

2010年以降の主な購入国は新興国の中央銀行が目立つ。ロシア、中国、トルコ、カザフスタン、タイ、インド、サウジアラビア、エジプト、ポーランド、ハンガリー、メキシコ、ブラジルなどである。

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もりた たかひろ
森田アソシエイツ代表 ワールド・ゴールドカウンシル顧問 
ニューヨーク大学経営大学院にてMBA取得後、ファースト・シカゴ銀行本店および東京支店勤務を経て、1990年にムーディーズ・インべスターズ・サービス本社にシニア・アナリストとして入社。 以来、格付けアナリストとして多くの日本・アジア企業を担当、2000年に格付委員会議長を兼務、2002年に日本および韓国の事業会社格付部門の統括責任者に就任、日本の地方債格付けも管轄。 2010年にワールド・ゴールド・カウンシルに入社、翌年、日本代表に就任。 2016年に森田アソシエイツを設立。ワールド・ゴールド・カウンシル顧問、日本信用格付学会副会長を兼任。
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