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北洋銀行 人気ファンドランキング トップ10(2022年12月)

山下 耕太郎
山下 耕太郎
金融ライター/証券外務員1種
2023.02.05
無料
北洋銀行 人気ファンドランキング トップ10(2022年12月)

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では北海道札幌市に本店を置く第二地方銀行、北洋銀行の2022年12月の購入件数ランキングトップ10について見ていきます。

2022年12月、北洋銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「新光US-REITオープン」の概要

北洋銀行の12月ランキング1位は、「新光US-REITオープン」だった。同ファンドは、米国のリート(不動産投資信託)に投資するREIT型ファンドである。純資産残高は4250億円を超えており、REIT型ファンドの中で5番目の規模となっている。ただ、12月は-3.9%のマイナスリターンとなり、1年騰落率も-12.9%と下落している。米国では金利が上昇しているので、米国REITは売りが優勢になっているのだ。今後も、米金利の動向に警戒が必要だろう。

■新光US-REITオープン
基準価額 1880円
信託報酬 1.683%(年率・税込)
純資産残高 4250.53億円

<騰落率>
1カ月 -3.9%
3カ月 -7.0%
6カ月 -11.1%
1年    -12.9%

※1月5日時点

全体を見て:外国株式型ファンドが人気

北洋銀行では、外国株式型ファンドの人気が高かった。ランキング3位の「ウォルター・スコット優良成長企業ファンド(資産成長型)」は、日本を含む世界の株式の中から、持続的な成長力を有すると判断される企業の株式に投資するアクティブファンドである。運用の助言を行うウォルター・スコット・アンド・パートナーズ・リミテッドは、1983年にスコットランドのエジンバラにて創業。徹底したリサーチにより銘柄選択を行い、優良企業に投資している。純資産残高は21億円しかないが、今後も北洋銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■ウォルター・スコット優良成長企業ファンド(資産成長型)
基準価額  1万754円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 21億円

<騰落率>
1カ月 -4.3%
3カ月  2.8%
6カ月  1.4%
1年    -7.8%

※12月末時点

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著者情報

山下 耕太郎
やました こうたろう
金融ライター/証券外務員1種
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011
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