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「ファイナンシャル・ウェルビーイング」で読み解く「金融リテラシー度とウェルビーイング(幸福度)の不思議な関係」(4)

~ 「ウェルビーイング(幸福度)」と「従業員エンゲージメント」によく効く「金融経済教育」とは? ~

井戸 照喜
井戸 照喜
ウェルビーイング学会 ファイナンシャル・ウェルビーイング分科会 座長/三井住友信託銀行 上席理事
2023.11.30
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「ファイナンシャル・ウェルビーイング」で読み解く「金融リテラシー度とウェルビーイング(幸福度)の不思議な関係」(4)

変化が激しい時代の中で、会社の「パーパス(存在意義)」を定め、そのパーパスを実現するための経営戦略と結びつくような「付加価値」を生み出す人材の育成に、経営としてどう取り組んでいるか、すなわち「人的資本経営」に関する注目度がアップしてきている。

昭和の時代は「経済的な豊かさ」というシンプルな目標に向かって社会・会社・社員が連動することで、右肩上がりの経済成長を実現できたが、価値観の多様化が進み、社会や産業構造の変化・コロナを経て、人々の生活様式までもが大きく変化する「転換点」にある。こうした時代では、[図表1]の通り、「社会・会社・社員」の重なりの部分が小さくなるような「遠心力」が働きがちである。

変化が激しい時代の中で、会社の「パーパス(存在意義)」を定め、そのパーパスを実現するための経営戦略と結びつくような「付加価値」を生み出す人材の育成に、経営としてどう取り組んでいるか、すなわち「人的資本経営」に関する注目度がアップしてきている。

昭和の時代は「経済的な豊かさ」というシンプルな目標に向かって社会・会社・社員が連動することで、右肩上がりの経済成長を実現できたが、価値観の多様化が進み、社会や産業構造の変化・コロナを経て、人々の生活様式までもが大きく変化する「転換点」にある。こうした時代では、[図表1]の通り、「社会・会社・社員」の重なりの部分が小さくなるような「遠心力」が働きがちである。

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著者情報

井戸 照喜
いど てるき
ウェルビーイング学会 ファイナンシャル・ウェルビーイング分科会 座長/三井住友信託銀行 上席理事
1989年 東京大学大学院 工学系研究科修了。住友信託銀行(現三井住友信託銀行)入社。企業年金制度の設計・年金ALM、運用商品の開発・選定等に従事後、2008年からラップ口座、投信・保険等の推進担当、トラストバンカシュアランス推進担当役員、2019年三井住友トラスト・ライフパートナーズ取締役社長、2022年資産形成層(職域)横断領域 副統括役員を経て、2023年より現職。「ファイナンシャル・ウェルビーイング」の調査・研究、普及活動などに注力し、2024年度からはウェルビーイング学会 ファイナンシャル・ウェルビーイング分科会 座長、帝塚山大学法学部 講師(非常勤)も務める。日本アクチュアリー会正会員、年金数理人、日本証券アナリスト協会検定会員。 【主な著作】『銀行ならではの“預り資産ビジネス戦略”──現場を動かす理論と実践』(金融財政事情研究会、2018)、『安心ミライへの「金融教育」ガイドブックQ&A』(金融財政事情研究会、2023)(共著)、「ファイナンシャル ライフ エンジニアリング ~したたかに“楽しむ”! 洗練された『人生の経営者』を目指して~」(金融財政事情研究会、2024)
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