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ESGファンドが資金流出額第1位に ESGへの逆風はどこまで高まるのか

Finasee編集部
Finasee編集部
2023.10.23
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ESGファンドから資金が流出

 

9月の資金流出額1位は、「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」の約153億円だった。同ファンドの8月末時点における1年騰落率は+ 34.52%と好調だったものの、利益確定の売りがでたと考えられる。また、2022年からESG投資は逆風にさらされている。ロシアによるウクライナ侵攻やエネルギー危機、物価上昇などの出来事が、多くの人々の意識を変え、近視眼的な考え方や危機感の増大が背景にある。

特に米国では、年金基金や運用機関がESG投資を採用することに対して批判が高まっている。批判の主張は、ESG投資が政治的な意図を含み、受益者の収益を犠牲にしているというものである。年金基金や運用機関は、ESGだけでなく他の事情も考慮すべきだとの声がでている。一方、日本では金融庁が「ESG評価・データ提供機関に係る行動規範」を公表し、ESG投資に対して透明性や公平性などの課題に取り組むよう促している。ESG投資で評価される事業会社側もストレスを感じており、それが逆風の起点になっている可能性もあるからだ。ただ、足元のESGへの逆風は、手法を改善させていく可能性もある。「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」のパフォーマンスは好調であり、資金流出がいつ止まるかに注目している。

■グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)
基準価額 1万3429円
信託報酬 1.848%(年率・税込)
純資産残高 9764億円
<騰落率>
1カ月 2.03%
3カ月 12.25%
6カ月 28.90%
1年     34.52%
※8月末時点

執筆/山下耕太郎(フィナシー/Ma-Do 投資信託研究会)

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著者情報

Finasee編集部
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「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
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