新しいNISA制度のスタートまで残すところ半年となり、いよいよ日本でも「貯蓄から投資へ」の流れが加速するとの期待が高まっています。政府が掲げる「資産所得倍増」の実現に向け、投資に対する国民の意識だけでなく、投資商品を扱う国内金融機関のビジネスモデルも変革を迫られています。
動画の新シリーズ「米国金融機関定点ウォッチ」では、米国の証券ビジネスの先進事例を、沼田優子氏(明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科専任教授)が分かりやすく解説してまいります。世界随一の投資大国である米国の動向は、日本の金融機関にとっても大いに参考になると沼田氏は述べます。
本シリーズでは手始めに「準備体操編」と題する概論を3日連続でお届けします。その後は不定期で、米国の事例について金融機関ごとに分析していきます。
準備体操編の初回は、対面サービスと非対面サービスの棲み分けが進む米国の社会的背景についてです。