ここに注目:「SBI 日本株4.3ブル」が5位にランクイン
「SBI 日本株4.3ブル」が5位にランクインしている。同ファンドは、株価指数先物取引を積極的に活用し、日々の基準価額の値動きが国内の株式市場全体の値動きの概ね4.3倍程度となる投資成果を目指して運用を行うブル型ファンドである。12月は-27.19%と基準価額が大きく下がったが、逆張りで買いを入れた投資家が多かったと考えられる。そして、1月は国内株式市場が上昇したので、同ファンドの1月末の基準価額も6864円と12月末の5737円から約19%上昇した。1カ月で基準価額が20%程度動くことも珍しくなく、大きなリターンが狙えるものの、リスクも高い。積極的にリスクを取れる投資家以外は購入しない方がいいだろう。
■SBI 日本株4.3ブル
基準価額 5737円
信託報酬 0.968%(年率・税込)
純資産残高 329.93億円
<騰落率>
1カ月 -27.19%
3カ月 -2.40%
6カ月 -11.75%
1年 -46.89%
※12月末時点
執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
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