finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

みずほ銀行 人気ファンドランキング トップ10(2022年11月)

山下 耕太郎
山下 耕太郎
金融ライター/証券外務員1種
2022.12.22
無料
みずほ銀行 人気ファンドランキング トップ10(2022年11月)

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では、みずほ銀行の2022年11月の購入金額ランキングトップ10について見ていきます。

2022年11月、みずほ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「キャピタル世界株式ファンド」の概要

みずほ銀行の11月ランキング1位は、「キャピタル世界株式ファンド」だった。キャピタル世界株式ファンドが採用する運用戦略は、1973年に米国で運用を開始して以来、49年にわたり世界の成長を追い求め、長期的に良好な運用実績をあげてきた。そして、10月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.テスラ(米国) 5.4%
2.マイクロソフト(米国) 4.0%
3.アルファベット(米国)2.3%
4.台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(台湾)1.8%
5.ノボ ノルディスク(デンマーク)1.7%

10月は+6.3%のプラスリターンとなった。12月以降もみずほ銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■キャピタル世界株式ファンド  
基準価額 21,019円
信託報酬 1.701%(年率・税込)
純資産残高 3,300.4億円

<騰落率>
1カ月  6.3%
3カ月  1.3%
6カ月  1.6%
1年    -8.0%

※10月末時点

全体を見て:海外株式型ファンドが人気

みずほ銀行では、外国株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「ティー・ロウ・プライス 米国オールキャップ株式ファンド」は米国株式の中で、成長性が高いと判断される企業や、企業の本質的価値に対して過小評価されていると判断される企業の株式に投資するアクティブファンドで、銘柄選定に関しては、「ボトム・アップ・アプローチ」を重視した運用を行う。「ボトム・アップ・アプローチ」は、個別の企業を分析しながら投資対象をピックアップして、ポートフォリオを構築するアプローチの仕方のひとつ。この方法は、企業の将来性を個別の企業から判断し、投資判断をする。同ファンドは11月28日に設定され、設定日残高は380億円だった。12月に入ってから純資産残高は400億円を超えており、今後、どれだけ純資産残高を増やしていくかに注目している。

■ティー・ロウ・プライス 米国オールキャップ株式ファンド 
基準価額 9,737円
信託報酬 1.5675%(年率・税込)
純資産残高 433.08億円
※12月7日時点

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
次のページ その他の注目ポイントは?
1 2
前の記事
三井住友銀行 人気ファンドランキング トップ10(2022年11月)
2022.12.21
次の記事
三井住友信託銀行 人気ファンドランキング トップ10(2022年11月)
2022.12.23

おすすめの記事

常陽銀行の売れ筋で期待を高める株式アクティブファンドとは? 売れ筋トップの「日経225」は上放れに安堵

finasee Pro 編集部

米国経済 Deep Insight 第12回
労働統計局長交代で雇用統計の信頼性に懸念

窪谷 浩

国債に減損処理が必要なのか

岡本 修

中国銀行で「毎月/隔月決算型」株式ファンドの人気高まる、「ROBOPRO」のパフォーマンスも評価

finasee Pro 編集部

「支店長! 同行訪問していただく際、緊張してうまく話せなくなってしまいます!」

森脇 ゆき

著者情報

山下 耕太郎
やました こうたろう
金融ライター/証券外務員1種
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
常陽銀行の売れ筋で期待を高める株式アクティブファンドとは? 売れ筋トップの「日経225」は上放れに安堵
米国経済 Deep Insight 第12回
労働統計局長交代で雇用統計の信頼性に懸念
信頼たる資産運用アドバイザーには理由(わけ)がある “進化”した米国の資産運用ビジネスから日本が学ぶべき点は何か? 【米国RIAの真実】
国債に減損処理が必要なのか
「支店長! 同行訪問していただく際、緊張してうまく話せなくなってしまいます!」
【連載】こたえてください森脇さん
⑥類似商品との違い、どう説明すればいい?
FPパートナーへの業務改善命令は"FDレポートの保険版"?金融庁が処分にこめた3つのメッセージ
投信残高は史上最大の119兆円! 「S&P500」に代わって「世界のベスト」と「宇宙関連」が浮上、中国ヘルスケアも!?
新NISAを契機に訪れる証券リテール領域の変革期
ワークプレイス(職域)をステージに新たな試みへ挑む
case of 野村證券
【連載】こたえてください森脇さん
④ネット証券ではなく、自金融機関で投信購入するメリットを説明できない。
信頼たる資産運用アドバイザーには理由(わけ)がある “進化”した米国の資産運用ビジネスから日本が学ぶべき点は何か? 【米国RIAの真実】
「支店長! 同行訪問していただく際、緊張してうまく話せなくなってしまいます!」
FPパートナーへの業務改善命令は"FDレポートの保険版"?金融庁が処分にこめた3つのメッセージ
新規設定金額は前月の約4分の1に急減、「逆張り戦略」や「暗号資産」に投資するファンドも登場 =25年7月新規設定ファンド
【連載】こたえてください森脇さん
⑥類似商品との違い、どう説明すればいい?
福岡銀行で国内株アクティブファンドが人気化、「世界半導体投資」と「未来の世界」にも見直し
中国銀行で「毎月/隔月決算型」株式ファンドの人気高まる、「ROBOPRO」のパフォーマンスも評価
【連載】こたえてください森脇さん
④ネット証券ではなく、自金融機関で投信購入するメリットを説明できない。
令和のナニワ金融?万博でにぎわう大阪府の金融機関事情
【金融風土記】
常陽銀行の売れ筋で期待を高める株式アクティブファンドとは? 売れ筋トップの「日経225」は上放れに安堵
信頼たる資産運用アドバイザーには理由(わけ)がある “進化”した米国の資産運用ビジネスから日本が学ぶべき点は何か? 【米国RIAの真実】
【連載】こたえてください森脇さん
④ネット証券ではなく、自金融機関で投信購入するメリットを説明できない。
【文月つむぎ】"フィーベース信仰"に一石? IFA団体が世に問う「顧客本位の新常識」とは
FPパートナーへの業務改善命令は"FDレポートの保険版"?金融庁が処分にこめた3つのメッセージ
第12回運用資産に関わる常識を疑え!(その1)
銀行預金ではインフレに負けるから投資すべき?
【みさき透】金融庁、FDレポートで外株の回転売買に警鐘 「2、3の事例はアウト」か
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」
第15回 住宅ローン金利の上昇はどのセクターにどんな効果を及ぼすか
DCは本当に「儲からないビジネス」なのか? 業界活性化の糸口はカネではなく「情報」に?
令和のナニワ金融?万博でにぎわう大阪府の金融機関事情
【金融風土記】
浜銀TT証券の売れ筋トップは「ピクテ・ゴールド」、ランクダウンのインド株ファンドは?
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2025 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら