finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

ゆうちょ銀行 人気ファンドランキング トップ10(2022年11月)

山下 耕太郎
山下 耕太郎
金融ライター/証券外務員1種
2022.12.19
無料
ゆうちょ銀行 人気ファンドランキング トップ10(2022年11月)

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では、ゆうちょ銀行の2022年11月の購入金額ランキングトップ10について見ていきます。

2022年11月、ゆうちょ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「つみたて先進国株式」の概要

ゆうちょ銀行の11月ランキング1位は、「つみたて先進国株式」だった。同ファンドは、日本を除く先進国の株式に投資し、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行う。MSCIコクサイ・インデックスは、日本を除く先進国の株価動向を示す代表的な指数。日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株を構成銘柄の対象としており、時価総額でみて市場の約85%をカバーしている。11月は-3.0%のマイナスリターンとなったものの、1年騰落率では+4.8%となっている。12月以降もゆうちょ銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■つみたて先進国株式 
基準価額 19,264円
信託報酬 0.220%(年率・税込)
純資産残高 934.60億円

<騰落率>
1カ月 -3.0%
3カ月  1.1%
6カ月  3.2%
1年     4.8%

※11月末時点

全体を見て:バランスファンドが人気

ゆうちょ銀行では、バランスファンドの人気が高かった。バランスファンドは、いろいろな投資対象に分散投資し、基本的な組み入れ比率を維持しながら運用を行う。1本で手軽に分散投資ができるため、投資先の多様性を保つことができる。また、特定の資産の価格が下落しても、その他の資産の価格が下落していなければ、ファンドの価格の大幅な下落を防ぐこともできる点がメリットといえるだろう。11月の同ファンドの基準価額は-0.5%となったが、1年騰落率では+2.8%となっている。安定的なリターンが期待できるファンドとして、12月以降もゆうちょ銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■野村世界6資産分散投信(成長コース) 
基準価額 16,557円
信託報酬 0.836%(年率・税込)
純資産残高 546.5億円

<騰落率>
1カ月 -0.5%
3カ月  0.4%
6カ月  2.3%
1年     2.8%

※11月末時点

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
次のページ その他の注目ポイントは?
1 2
前の記事
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 人気ファンドランキング トップ5(2022年11月)
2022.12.18
次の記事
三菱UFJ銀行 人気ファンドランキング トップ10(2022年11月)
2022.12.20

おすすめの記事

松井証券の売れ筋トップ5にみる株価急変時のパフォーマンスの違い、最も優れたパフォーマンスを残したのは?

finasee Pro 編集部

プラチナNISAだけじゃない!「立国議連」提言書で見逃せない注目ポイント3選

川辺 和将

【連載】金融史観~金融史が語る資産形成の未来~
⑫振り子の金融史観(下)―分断が進む現代の先を読む―

平山 賢一

楽天証券の売れ筋がほとんど動かなかったのは大きな変化の前兆か? 意外にもろかった「SCHD」

finasee Pro 編集部

SBI証券で「オルカン」「S&P500」の人気は継続するもののパフォーマンスは悪化、着実にランクアップするファンドとは?

finasee Pro 編集部

著者情報

山下 耕太郎
やました こうたろう
金融ライター/証券外務員1種
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
プラチナNISAだけじゃない!「立国議連」提言書で見逃せない注目ポイント3選
プラチナNISA新設に現実味、金融庁の懸念は業界がつい先送りした”アレ”の管理【オフ座談会vol.3:かやば太郎×本石次郎×財研ナオコ】
松井証券の売れ筋トップ5にみる株価急変時のパフォーマンスの違い、最も優れたパフォーマンスを残したのは?
【連載】藤原延介のアセマネインサイト
⑲高齢者向けNISA創設の報道で再注目される毎月分配型ファンド
新潟との地銀越境統合は成功するか? 群馬県の金融事情【金融風土記】
【連載】投信ビジネスのあしたはどっちだ
③トランプ関税でボラティリティが高まる今こそ能動的なフォローを
【文月つむぎ】毎月分配型のアウト/セーフは?当局に問われる「線引き力」
【連載】金融史観~金融史が語る資産形成の未来~
⑫振り子の金融史観(下)―分断が進む現代の先を読む―
楽天証券の売れ筋がほとんど動かなかったのは大きな変化の前兆か? 意外にもろかった「SCHD」
第9回 投資信託選びの常識を疑え!(その1)
【文月つむぎ】毎月分配型のアウト/セーフは?当局に問われる「線引き力」
楽天証券の売れ筋がほとんど動かなかったのは大きな変化の前兆か? 意外にもろかった「SCHD」
プラチナNISAだけじゃない!「立国議連」提言書で見逃せない注目ポイント3選
【連載】金融史観~金融史が語る資産形成の未来~
⑫振り子の金融史観(下)―分断が進む現代の先を読む―
SBI証券で「オルカン」「S&P500」の人気は継続するもののパフォーマンスは悪化、着実にランクアップするファンドとは?
新潟との地銀越境統合は成功するか? 群馬県の金融事情【金融風土記】
プラチナNISA新設に現実味、金融庁の懸念は業界がつい先送りした”アレ”の管理【オフ座談会vol.3:かやば太郎×本石次郎×財研ナオコ】
【連載】投信ビジネスのあしたはどっちだ
③トランプ関税でボラティリティが高まる今こそ能動的なフォローを
「支店長! 売れ筋の投資信託を3つ覚えて売れるようになりました。全ての商品を覚える必要はありますか?」
【連載】藤原延介のアセマネインサイト
⑲高齢者向けNISA創設の報道で再注目される毎月分配型ファンド
NISAで高齢者に毎月分配型解禁へ 制度の進化か参院選対策か、それとも「自民党・ネオ宏池会」の野望か 
【緊急座談会・みさき透とその仲間たち】
新潟との地銀越境統合は成功するか? 群馬県の金融事情【金融風土記】
プラチナNISAの創設案が映す「森信親イズム」の終焉
【文月つむぎ】私が相場の先行きを悲観しない究極の理由
プラチナNISA新設に現実味、金融庁の懸念は業界がつい先送りした”アレ”の管理【オフ座談会vol.3:かやば太郎×本石次郎×財研ナオコ】
三井住友銀行で「世界のベスト」が売れ筋トップに返り咲き、「社債」や「ゴールド」が人気化する背景は?
シニア向け「プラチナNISA」で毎月決算型も解禁? 毎月決算型の選び方と使い方
みずほ銀行の売れ筋上位が5カ月連続で同じ理由、株価の急落にもしっかり耐えるファンドとは?
「支店長! 売れ筋の投資信託を3つ覚えて売れるようになりました。全ての商品を覚える必要はありますか?」
【連載】投信ビジネスのあしたはどっちだ
③トランプ関税でボラティリティが高まる今こそ能動的なフォローを
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2025 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら