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ネット証券4社 人気ファンドトップ5まとめ(2022年11月)

山下 耕太郎
山下 耕太郎
金融ライター/証券外務員1種
2022.12.13
無料
ネット証券4社 人気ファンドトップ5まとめ(2022年11月)

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では、ネット証券会社4社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券)の、2022年11月購入金額ランキングトップ5について見ていきます。

4社共通の傾向:S&P500種指数を対象にしたインデックスファンドが人気

ネット証券では、S&P500種指数を対象にしたインデックスファンドが人気だった。とくに三菱UFJ国際投信が運用する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は人気が高く、各ネット証券でのランキングは、以下の通り。

1.SBI証券 3位
2.楽天証券 1位
3.マネックス証券 3位
4.auカブコム証券 1位

ただ、10月は9.8%のプラスリターンとなったものの、11月末時点における基準価額は19,380円と、10月末の20,365円に比べて約5%の下落となっている。S&P500種指数は10月に約5%上昇したものの、円高・ドル安が進んだことによって、マイナスリターンになったのだ。円安・ドル高のトレンドが変わりつつあるが、12月以降のネット証券のランキングに影響がでるかどうかに注目している。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)  
基準価額  20,365円
信託報酬  0.0968%(年率・税込)
純資産残高  1兆6,449.03億円

<騰落率>
1カ月  9.8%
3カ月  5.9%
6カ月  8.0%
1年    12.1%

※10月末時点

全体を見て:日本株を対象にしたブル型ファンドが人気

ネット証券ではブル型ファンドの人気も高かった。たとえば、「楽天日本株4.3倍ブル」は、株価指数を対象とした先物取引を積極的に活用することで、日々の基準価格の値動きが国内株式市場の値動きに対して概ね4.3倍程度となることを目指して運用を行うブル型ファンドで、各ネット証券でのランキングは、以下の通り。

1.楽天証券 4位
2.マネックス証券 1位
3.auカブコム証券 2位

また、SBI証券でも「楽天日本株4.3倍ブル」と同じような運用を行う「SBI 日本株4.3ブル」が4位にランクインしている。ただ、1カ月で騰落率が20%以上動くこともあり、ブル型ファンドはハイリスク・ハイリターンの金融商品である。長期投資には適しておらず、積極的にリスクを取れる投資家以外は購入しないほうがいいだろう。

■楽天日本株4.3倍ブル  
基準価額 10,604円
信託報酬 1.243%(年率・税込)
純資産残高 526.88億円

<騰落率>
1カ月 26.1%
3カ月 -7.0%
6カ月  0.5%
1年   -34.7%

※10月末時点

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川辺 和将

著者情報

山下 耕太郎
やました こうたろう
金融ライター/証券外務員1種
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011
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