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七十七銀行 人気ファンドランキング トップ10(2022年10月)

山下 耕太郎
山下 耕太郎
金融ライター/証券外務員1種
2022.12.06
無料
七十七銀行 人気ファンドランキング トップ10(2022年10月)

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では宮城県仙台市に本店を置く地方銀行、七十七銀行の2022年10月の購入件数ランキングトップ10について見ていきます。

2022年10月、七十七銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「日経225ノーロードオープン」の概要

七十七銀行の10月ランキング1位は、「日経225ノーロードオープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。10月は+6.24%のプラスリターンとなった。ただ、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が上昇する局面で売りが増える傾向にある。10月は同ファンドから140.74億円の資金流出があった。これは、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で最大だ。11月以降も株価上昇局面では売りが増える可能性があり、七十七銀行でのランキングに影響があるかどうかに注目している。

■日経225ノーロードオープン 
基準価額 19,968円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 2,358.13億円
<騰落率>
1カ月  6.24%
3カ月 -0.15%
6カ月  3.46%
1年    -3.24%
※10月末時点

全体を見て:外国株式型ファンドが人気

七十七銀行では、10月も外国株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」は、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。10月は+7.2%のプラスリターンとなり、純資産残高は1兆8,756億円となった。11月以降、1兆9,000億円台になるかどうかに注目している。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
基準価額 10,613円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆8,756億円
<騰落率>
1カ月  7.2%
3カ月  0.7%
6カ月  5.4%
1年    -1.8%
※10月末時点

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著者情報

山下 耕太郎
やました こうたろう
金融ライター/証券外務員1種
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011
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