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【投資信託 国内株式型】資金流入額・リターン・純資産残高ランキング トップ10ファンド(2022年10月)

Finasee編集部
Finasee編集部
2022.11.27
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【投資信託 国内株式型】資金流入額・リターン・純資産残高ランキング トップ10ファンド(2022年10月)

市場や業界の動向を踏まえ、投資信託評価会社などが毎月公表するデータについて、その概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では三菱アセット・ブレインズが毎月リリースする「投信マーケット概況」から、直近1カ月の国内株式型の資金流入額・リターンランキング・純資産残高トップ10のデータを参照し、2022年10月にどんなファンドが目立った動きを見せたのかを探っていきます。

10月の資金流入額1位は「インバウンド関連日本株ファンド」(171.22億円)

国内株式型ファンドの10月資金流入額1位は、「インバウンド関連日本株ファンド」だった。10月の資金流入額は171.22億円で、これは国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で6番目の大きさである。同ファンドはインバウンド需要およびインバウンドから派生的に生じる需要により収益の増加が期待できる企業の株式に投資するアクティブファンドで、10月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.三井不動産 3.32%
2.パン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングス 3.25%
3.マツキヨココカラ&カンパニー 2.96%
4.寿スピリッツ 2.89%
5.西武ホールディングス 2.81%

10月のリターンは+1.84%となった。インバウンド需要は水際規制の緩和が進んでいることや、外国人による訪日意欲は高いので、回復傾向が続く可能性は高い。11月以降も、同ファンドに高水準の資金流入が続くかどうかに注目だ。

■インバウンド関連日本株ファンド
基準価額 13,138円
信託報酬 1.705%(年率・税込)
純資産残高 410.82億円

<騰落率>
1カ月  1.84%
3カ月  4.59%
6カ月 10.00%
1年    -1.08%

※10月末時点

10月のリターン1位は「ソフトバンク&SBIグループ株式ファンド」(11.06%)

国内株式型ファンドの10月リターン1位は、「ソフトバンク&SBIグループ株式ファンド」だった。同ファンドは、ソフトバンクグループ株式会社、SBIホールディングス株式会社およびそれらの関連企業の株式に投資するアクティブファンドで、10月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.ソフトバンクグループ 38.5%
2.ソフトバンク 32.9%
3.Zホールディングス 13.8%
4.ZOZO 4.6%
5.SBIホールディングス 3.4%

10月は+11.06%と高いリターンになった。組入比率トップのソフトバンクグループ(9984)が+30.6%と大きく上昇したからだ。ただ、組入銘柄は21と少数の銘柄に集中投資しているので、基準価額の変動が大きくなる可能性がある点には注意が必要だ。

■ソフトバンク&SBIグループ株式ファンド 
基準価額 17,771円
信託報酬 0.924%(年率・税込)
純資産残高 9.48億円

<騰落率>
1カ月 11.06%
3カ月  0.67%
6カ月  1.29%
1年    -11.83%

※10月末時点

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著者情報

Finasee編集部
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「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
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