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【投資信託 全体】資金流出入額・純資産残高ランキング トップ10ファンド(2022年10月)

Finasee編集部
Finasee編集部
2022.11.26
無料
【投資信託 全体】資金流出入額・純資産残高ランキング トップ10ファンド(2022年10月)

市場や業界の動向を踏まえ、投資信託評価会社などが毎月公表するデータについて、その概要やポイントを解説するシリーズ「Finaseeファンドウォッチ」。本記事では三菱アセット・ブレインズが毎月リリースする「投信マーケット概況」から、直近1カ月の投資信託全体の資金流出入額ランキング・純資産残高トップ10のデータを参照し、2022年10月にどんなファンドが目立った動きを見せたのかを探っていきます。

10月の資金流入額1位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」(776.54億円)

10月の資金流入額トップは、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。10月は776.54億円の資金が流入したことや、基準価額が+9.8%の上昇となったことから、純資産残高は1兆6,449.03億円まで増加した。2022年のS&P500種株価指数は下落している。しかし、同ファンドは円換算ベースのS&P500種株価指数を対象にしているので、円安・ドル高がプラスリターンに寄与し、基準価額は高値圏にある。11月も高水準の資金流入が続く可能性は高いだろう。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)  
基準価額  20,365円
信託報酬  0.0968%(年率・税込)
純資産残高  1兆6,449.03億円

<騰落率>
1カ月  9.8%
3カ月  5.9%
6カ月  8.0%
1年    12.1%

※10月末時点

10月の資金流出額1位は「日経225ノーロードオープン」(140.74億円)

10月の資金流出額トップは、「日経225ノーロードオープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。10月の騰落率は+6.24%のプラスリターンとなったものの、日経平均株価に連動するインデックスファンドは基準価格が上昇すると売りが増える傾向にある。個人投資家の利益確定売りがでやすくなるからだ。S&P500種株価指数など米国株を対象にしたインデックスファンドは、基準価額が上昇しても買いが継続する傾向があるのと対照的だ。今後も、基準価額が上昇する局面は売りが増える可能性は高いだろう。

■日経225ノーロードオープン 
基準価額 19,968円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 2,358.13億円

<騰落率>
1カ月  6.24%
3カ月 -0.15%
6カ月  3.46%
1年    -3.24%

※10月末時点

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著者情報

Finasee編集部
ふぃなしーへんしゅうぶ
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
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