finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

NISAの再拡充で債券ファンド追加案が浮上 金融庁が税制改正要望を公表

川辺 和将
川辺 和将
金融ジャーナリスト
2025.09.01
会員限定
NISAの再拡充で債券ファンド追加案が浮上 金融庁が税制改正要望を公表

金融庁が2026年度税制改正要望や機構・定員要求、そして2025事務年度金融行政方針を公表しました。NISAの対象商品を拡充し、金融庁の大規模な組織改編を打ち出すなど注目点が目白押しです。地域金融機関に期待される役割を明確化する新プランの策定や、キーパーソンをフィンテック分野に集中させる人事動向を含めて解説します。

毎月分配型に代わり債券ファンドの扱いに注目

2026年度税制改正要望では、(1)こども支援の一環としてのつみたて投資枠における対象年齢等の見直し、(2)さまざまな資産運用ニーズに応えるための、対象商品の拡充等、(3)投資商品の入れ替えをしやすくするための非課税保有限度額の当年中の復活――の3つを打ち出しています。

政府与党内では一時、高齢層に特化した「プラチナNISA」、若年層を対象とした「こども支援NISA」の創設といった案も浮上していました。ただ、業界側ではシステム対応の負荷を懸念する声も上がっていました。

今回の要望では、枠の新設ではなく既存制度の対象年齢そのものを拡大することで、制度対応の負担を抑える折衷案を打ち出した格好です。金融庁幹部は「NISAの一番良いところは、簡素で使いやすい制度であることにある」とした上で、「年齢によって要件を課すことについては、我々は慎重であるべきだと考えている」と話しています。

対象商品の拡充については、資料本文での明記はないものの、債券ファンドの解禁案が浮上しています。

毎月分配型に代わり債券ファンドの扱いに注目

2026年度税制改正要望では、(1)こども支援の一環としてのつみたて投資枠における対象年齢等の見直し、(2)さまざまな資産運用ニーズに応えるための、対象商品の拡充等、(3)投資商品の入れ替えをしやすくするための非課税保有限度額の当年中の復活――の3つを打ち出しています。

政府与党内では一時、高齢層に特化した「プラチナNISA」、若年層を対象とした「こども支援NISA」の創設といった案も浮上していました。ただ、業界側ではシステム対応の負荷を懸念する声も上がっていました。

今回の要望では、枠の新設ではなく既存制度の対象年齢そのものを拡大することで、制度対応の負担を抑える折衷案を打ち出した格好です。金融庁幹部は「NISAの一番良いところは、簡素で使いやすい制度であることにある」とした上で、「年齢によって要件を課すことについては、我々は慎重であるべきだと考えている」と話しています。

対象商品の拡充については、資料本文での明記はないものの、債券ファンドの解禁案が浮上しています。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
1

関連キーワード

  • #金融庁

おすすめの記事

「年金向けオルタナ商品を収益の柱にせよ」?--‟第3世代”資産運用プログレスレポート、角度をつけて読んでみた

川辺 和将

佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第20回:生活道路の「30キロ規制」が各セクターにもたらす意外な影響とは

佐々木 城夛

【連載】藤原延介のアセマネインサイト㉞
変動の大きい市場環境の中、投信市場への資金流入は過去最高に

藤原 延介

【プロが解説】住宅価格高騰への処方箋――関心を集める「アフォータブル住宅」と「中古不動産」、問題に向き合う企業にも注目

伊藤 里沙

「売る」から「支え続ける」へ――「プログレスレポート2026」が示す資産運用サービス改革の現在地

文月つむぎ

著者情報

川辺 和将
かわべ かずまさ
金融ジャーナリスト
金融ジャーナリスト、「霞が関文学」評論家。毎日新聞社に入社後、長野支局で警察、経済、政治取材を、東京本社政治部で首相官邸番を担当。金融専門誌の当局取材担当を経て2022年1月に独立し、主に金融業界の「顧客本位」定着に向けた政策動向を追いつつ官民双方の取材を続けている。株式会社ブルーベル代表。東京大院(比較文学比較文化研究室)修了。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第20回:生活道路の「30キロ規制」が各セクターにもたらす意外な影響とは

「年金向けオルタナ商品を収益の柱にせよ」?--‟第3世代”資産運用プログレスレポート、角度をつけて読んでみた
【第1回】株式ファンドは何を見て選ぶのか
2026年3月期の地銀・第二地銀「預り資産取扱い動向」を読み解く
【連載】藤原延介のアセマネインサイト㉞
変動の大きい市場環境の中、投信市場への資金流入は過去最高に
「売る」から「支え続ける」へ――「プログレスレポート2026」が示す資産運用サービス改革の現在地
【みさき透】資産運用立国プランは残った--内閣官房の新金融戦略、“民権派”からの権力シフトを経て
「支店長! お客さまとの雑談が大切とおっしゃいますが、何を話していいかわかりません。時間もありません!」
「支店長! 正直なところ顧客本位と顧客満足の違いが分かりません」
【金融風土記】一筋縄ではいかない「晴れの国」、岡山県の金融動向とは
【第1回】株式ファンドは何を見て選ぶのか
「売る」から「支え続ける」へ――「プログレスレポート2026」が示す資産運用サービス改革の現在地
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第20回:生活道路の「30キロ規制」が各セクターにもたらす意外な影響とは

2026年3月期の地銀・第二地銀「預り資産取扱い動向」を読み解く
千葉銀行の売れ筋で株式インデックスファンドがランクアップ、中東紛争の行方次第ではリスクに
【みさき透】資産運用立国プランは残った--内閣官房の新金融戦略、“民権派”からの権力シフトを経て
【連載】藤原延介のアセマネインサイト㉞
変動の大きい市場環境の中、投信市場への資金流入は過去最高に
「年金向けオルタナ商品を収益の柱にせよ」?--‟第3世代”資産運用プログレスレポート、角度をつけて読んでみた
「支店長! お客さまとの雑談が大切とおっしゃいますが、何を話していいかわかりません。時間もありません!」
広島銀行の売れ筋で「ポラリス」と「世界経済インデックス」が逆転、米国株は「S&P500」より「メジャー・リーダー」
【第1回】株式ファンドは何を見て選ぶのか
「支店長! お客さまとの雑談が大切とおっしゃいますが、何を話していいかわかりません。時間もありません!」
2026年3月期の地銀・第二地銀「預り資産取扱い動向」を読み解く
【金融風土記】一筋縄ではいかない「晴れの国」、岡山県の金融動向とは
「骨太の方針・日本成長戦略」と家計の資産形成――問われる「貯蓄から投資へ」の先

「売る」から「支え続ける」へ――「プログレスレポート2026」が示す資産運用サービス改革の現在地
デジタル時代における地方銀行の勝ち筋
- アンケートから読み解く顧客行動とAI活用の方向性 -
マン・グループの洞察シリーズ⑲
AI投資ブーム:いずれ調整を余儀なくされる
「事業者支援で銀行は儲かるのか?」に対する答えは……新プログレスレポートに見る金融庁の“経産省化現象”
広島銀行の売れ筋で「ポラリス」と「世界経済インデックス」が逆転、米国株は「S&P500」より「メジャー・リーダー」
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2026 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら