各販売会社が公開するデータをもとに、編集部独自の分析で投資信託の売れ筋を考察する連載。今回は、ゆうちょ銀行・郵便局の5月のデータをもとに解説。
ゆうちょ銀行・郵便局の売れ筋の2025年5月のトップは「HSBCグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2025-05(限定追加型)」になった。3月にトップだった「iFree S&P500インデックス」は第2位に、第2位だった「つみたて先進国株式」は第3位に順位を落とした。第4位には「つみたて全世界株式」が浮上した。また、第5位に「JP4資産均等バランス」、第6位に「野村世界6資産分散投信(成長コース)」が浮上するなど、バランス型ファンドの人気が高まった。半面、3月には第4位だった「つみたて日本株式(TOPIX)」は第9位に後退し、第3位だった「大和ストックインデックス225ファンド」はトップ10圏外に落ちるなど日本株ファンドの人気が衰えた。