各販売会社が公開するデータをもとに、編集部独自の分析で投資信託の売れ筋を考察する連載。今回は、常陽銀行の5月のデータをもとに解説。
常陽銀行の投信売れ筋ランキング(販売件数)の2025年5月のトップは前月と同じ「日経225ノーロードオープン」だった。第2位に前月第10位の「のむラップ・ファンド(普通型)」がジャンプアップし、前月第2位だった「インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)」は第3位に後退した。また、「のむラップ・ファンド(積極型)」がトップ10圏外から第4位に食い込むなど、バランス型の「のむラップ・ファンド」が大きく順位を上げたことが目立った。同じく、トップ10圏外から「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」が第7位にランクインするなど、株式ファンドの順位が後退し、バランス型や株式以外の資産に投資するファンドの順位が上がった。