finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

まだ誰も見つけていない“スター候補”企業に投資できる―今、あらためて投資の醍醐味を提示する「クロスオーバー投資」とは

レオス・キャピタルワークス 藤野英人氏、松本凌佳氏に聞く!

Finasee編集部
Finasee編集部
2025.02.06
会員限定
まだ誰も見つけていない“スター候補”企業に投資できる―今、あらためて投資の醍醐味を提示する「クロスオーバー投資」とは

昨年2月、投資信託協会が運用の自主規制ルールを見直した。公募型投資信託には認められていなかった未上場株式の組み入れが、純資産総額の15%を上限に可能なったのだ。それによって、2024年9月に設定されたのが、レオス・キャピタルワークスの「ひふみクロスオーバーpro」。

未上場株式も組み入れ、さらに上場後も投資し続ける「クロスオーバー投資」に込めた想いとは。また、25歳という若手社員をファンドマネージャーに抜擢した狙いは何なのか。代表取締役社長 藤野英人氏と運用を支える株式戦略部 ファンドマネージャー 松本凌佳氏に話を聞いた。

***
 

――「ひふみクロスオーバーpro」が話題です。ファンドのコンセプトもさることながら、ファンドマネージャーに25歳の松本凌佳さんを抜擢された点も注目されています。ファンドマネージャーは30~40代のアナリスト経験を持っている人がなるものというイメージもあるなか、今回、松本さんを抜擢された理由を教えて下さい。

藤野氏 上場株式と未上場株式をミックスしたファンドを作りたいという構想は、ずいぶん前からありました。ただ、いつ規制が緩和されるかわからない。そんな時に、大学の先生を通じて知り合ったのが当時、まだ大学生だった松本でした。

彼のゼミでの発表を聞かせてもらい、分析力に優れていて、面白い発想を持っていると感じ、ぜひとも欲しい人材だと思いました。

その後、縁あってレオスの面接を受けに来てくれたのですが、なぜか面接で落とされていたのです。どうも本人は“就活”の面接が苦手なようで……でもそこも含めて彼らしい魅力だと思ったんです。私は基本、人事にはほぼ介入しないのですが、彼を落としてはいけない! と“勝手内定”を出し(笑)、経営者面談に来てもらったという経緯があります。

25歳の彼をファンドマネージャーに抜擢したのは、彼が持つポテンシャルへの期待感と、やはり年齢ですね。未上場企業の経営者は若い。一方、私は今、58歳で、気持ちは若いつもりですが、言うなれば彼らからすればお父さんの年齢です。ベテランとしての経験値が役立つこともありますが、同じ目線で話すことが難しいと感じるときも正直なところあります。だからこそ25歳の松本を抜擢したのです。

刑事ドラマには、老練な刑事と若手刑事のバディものというパターンが結構あります。あれにはやはり意味があって、運用の世界でも一脈通じるものがあるのではないかと考え、さながら若手刑事役に松本、ベテラン刑事役に私というキャスティングで、運用に当たっています。

「バディ風に」という編集部のオーダーに笑顔で応じていただいたショット。ジャケットの中には、「ひふみクロスオーバーpro」のTシャツが。左から、レオス・キャピタルワークス 代表取締役社長の藤野英人氏、株式戦略部 ファンドマネージャーの松本凌佳氏。

――松本さんはなぜ資産運用の世界を志したのですか。

松本氏 学生の時に藤野さんと出会い、開示情報に基づいて魅力的な会社を見つける面白さを知ったことがきっかけですが、就職活動で運用業界を目指したのは、数字の裏側に入り込みたいと思ったからです。

米国の大手半導体企業がものすごい勢いで成長していることは、決算の数字を見れば明らかですが、こうした急成長の裏側に何があるのかというと、まさに今、革新的な成長の最中にある生成AIへのコミットがあるからです。

誰もが名前を知っている世界的企業ならば、さまざまなところに開示情報があるので、成長の裏側に何があるのかを比較的容易に調べられますが、国内上場企業の中小型銘柄、さらには未上場企業の決算の裏側など、一生懸命にインターネットで調べても、まず引っ掛かってきません。それを企業のかたにお目にかかってお話を聞いて取材し、数字の裏側の物語をひも解いていく――それはとても面白いことだなと思って、運用の世界を志しました。

昨年2月、投資信託協会が運用の自主規制ルールを見直した。公募型投資信託には認められていなかった未上場株式の組み入れが、純資産総額の15%を上限に可能なったのだ。それによって、2024年9月に設定されたのが、レオス・キャピタルワークスの「ひふみクロスオーバーpro」。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
次のページ 新機軸のアクティブファンドに資産形成層が投資をする意味
1 2 3

関連キーワード

  • #公募投信
  • #オルタナティブ

おすすめの記事

野村證券の人気は国内株ファンドにシフトが鮮明、「米国株」アクティブファンドはトップ10から消える

finasee Pro 編集部

高市色強まる資産運用立国政策、成長戦略会議内でアセットオーナーに積極的リスクテイクを求める声

川辺 和将

マン・グループの洞察シリーズ⑰
生産性のパラドックス:AIはいつ成果をもたらすのか?

日本を再生させるマクロ戦略はあるか? 高市政権ブレーンのエコノミスト会田氏が語る2つの戦術

オルイン編集部

高市政権が掲げる日本経済再生のマクロ戦略の内実とは? 高市政権ブレーンの会田卓司氏が解説

オルイン編集部

著者情報

Finasee編集部
ふぃなしーへんしゅうぶ
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
野村證券の人気は国内株ファンドにシフトが鮮明、「米国株」アクティブファンドはトップ10から消える
騒動中の就活の末――損保ジャパン社長が396人の新入社員に語ったこと
こどもNISAと「NISA貧乏」――「投資枠」ではなく「初動率」をいかに上げるか
高市色強まる資産運用立国政策、成長戦略会議内でアセットオーナーに積極的リスクテイクを求める声
曲がり角のIFAビジネス(3)「我々は“一支店”ではない!」――プラットフォーマーと最適な協力関係を築くには?コンプラ自立化の広がりと広告審査の壁
高市政権が掲げる日本経済再生のマクロ戦略の内実とは? 高市政権ブレーンの会田卓司氏が解説
「支店長! お客さまから商品選びを丸投げされてしまいます!」
マネックス証券で国内株インデックスファンドがランクアップ、「世界のベスト」はタイムリーな情報発信も評価
米欧アクティブETF市場の動向と日本への示唆
【モーニングスター・ジャパン レポート 2024年5月】
SBI証券の売れ筋にみえる米大型ハイテク株相場再来への期待、「FANG+」や「S&P500」の人気復調
騒動中の就活の末――損保ジャパン社長が396人の新入社員に語ったこと
野村證券の人気は国内株ファンドにシフトが鮮明、「米国株」アクティブファンドはトップ10から消える
SBI証券の売れ筋にみえる米大型ハイテク株相場再来への期待、「FANG+」や「S&P500」の人気復調
マン・グループの洞察シリーズ⑰
生産性のパラドックス:AIはいつ成果をもたらすのか?
高市政権が掲げる日本経済再生のマクロ戦略の内実とは? 高市政権ブレーンの会田卓司氏が解説
米国の年金でも浸透する暗号資産 ブロックチェーン技術が投資にもたらす可能性とは?
高市色強まる資産運用立国政策、成長戦略会議内でアセットオーナーに積極的リスクテイクを求める声
マネックス証券で国内株インデックスファンドがランクアップ、「世界のベスト」はタイムリーな情報発信も評価
「支店長! お客さまから商品選びを丸投げされてしまいます!」
こどもNISAと「NISA貧乏」――「投資枠」ではなく「初動率」をいかに上げるか
騒動中の就活の末――損保ジャパン社長が396人の新入社員に語ったこと
「支店長! お客さまから商品選びを丸投げされてしまいます!」
広島銀行の売れ筋トップを独走する「ポラリス」と第2位を継続する「世界経済インデックスファンド」の魅力
事業会社から最も評価が高い運用会社はどこか?Extel社の調査結果に見る日本市場の「360度評価」
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」
第18回:40年ぶりの運賃区分統合実施!JR東日本の運賃改定が各セクターに及ぼす影響は?
こどもNISAと「NISA貧乏」――「投資枠」ではなく「初動率」をいかに上げるか
SBI証券で売れ筋上位は変わらず、イラン紛争の長期化懸念でアクティブファンドにも出番
長期金利の急上昇が話題になった日本国債発行体である財務省国債企画課は市場をどう見ているのか【前編】
【みさき透】ファイナンシャル・ウェルビーイング企業の支援で運用立国の高度化を、今夏の「新金融戦略」に向け議連で検討も
総合証券モデルの利点は残し、それ以上の価値を生む「合弁会社設立」から見えてくるグループの覚悟 case of 三井住友フィナンシャルグループ/ SMBC日興証券
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2026 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら