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【ナゼ売れ調査隊/このファンド、いま“地銀”が注目する理由】

<地銀の目利きが選ぶ!>外国株式インデックスがもてはやされる中で異彩を放つ「外債ファンド」。広島銀行ではなぜ売れるのか?

finasee Pro 編集部
finasee Pro 編集部
2024.10.23
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<地銀の目利きが選ぶ!>外国株式インデックスがもてはやされる中で異彩を放つ「外債ファンド」。広島銀行ではなぜ売れるのか?

資産運用で活用する投資商品に「これが絶対」というものはない。それぞれの投資の目的に応じたふさわしい商品がある。地方銀行は、各地域で提供される投資商品を厳選するゲートキーパー(門番)として、また、資産形成を成功に導くアドバイザーとして重要な役割を担っている。地方銀行の売れ筋商品の背景を取材した。

広島銀行の売れ筋に債券ファンド

広島銀行は、広島県広島市に本店を置く中国地方で最大規模の銀行だ。「ひろぎん」の愛称で親しまれ、国内店舗は151本支店6出張所(2024年5月末現在)の店舗ネットワークがある。海外にも上海とバンコック、ハノイに駐在員事務所を配置する。国内有数の大手地方銀行だ。

広島銀行の取扱投信は2024年9月末時点で126本。NISA「つみたて投資枠」の対象商品は19本、「成長投資枠」は75本、また、インターネット専用は47本になっている。多様な商品ラインアップの売れ筋ランキングをみると、バランスファンドやインデックスファンド、また、米国株式ファンドや高配当株式ファンドといった全国的に人気のあるファンドに交じって「2050年満期米国国債ファンド(年4回分配型)『愛称:2050米国債』」や限定追加型の債券ファンドがトップ5に入っている。外国債券ファンドが売れ筋に選ばれている背景を広島銀行に聞いた。

広島銀行の売れ筋に債券ファンド

広島銀行は、広島県広島市に本店を置く中国地方で最大規模の銀行だ。「ひろぎん」の愛称で親しまれ、国内店舗は151本支店6出張所(2024年5月末現在)の店舗ネットワークがある。海外にも上海とバンコック、ハノイに駐在員事務所を配置する。国内有数の大手地方銀行だ。

広島銀行の取扱投信は2024年9月末時点で126本。NISA「つみたて投資枠」の対象商品は19本、「成長投資枠」は75本、また、インターネット専用は47本になっている。多様な商品ラインアップの売れ筋ランキングをみると、バランスファンドやインデックスファンド、また、米国株式ファンドや高配当株式ファンドといった全国的に人気のあるファンドに交じって「2050年満期米国国債ファンド(年4回分配型)『愛称:2050米国債』」や限定追加型の債券ファンドがトップ5に入っている。外国債券ファンドが売れ筋に選ばれている背景を広島銀行に聞いた。

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著者情報

finasee Pro 編集部
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