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資産運用タスクフォースが「報告書案」を公表
第4回会合のポイント解説

川辺 和将
川辺 和将
金融ジャーナリスト
2023.11.27
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資産運用タスクフォースが「報告書案」を公表<br />第4回会合のポイント解説

金融庁で11月22日、金融審議会「資産運用に関するタスクフォース」の第4回会合が開かれ、政府が掲げる「資産運用立国」の実現に向けた具体策を盛り込んだ報告書案を事務局側が提示しました。資産運用業に関しては大手グループに対して新たなプランの策定の要請し、顧客本位の業務運営に関する原則にプロダクトガバナンスに関する記載を追加するなどの方向性を打ち出しました。

「親子開催」で日程のつじつま合わせ

今回のタスクフォース会合は、金融庁金融審議会での親会議にあたる市場制度ワーキング・グループとの合同開催という形式を取りました。通常であれば、作業部会で報告書を取りまとめてから親会議に上げ、さらに金融審総会を開いて政府に提出するという段取りが一般的ですが、政府として年末までに政策プランをまとめるという過密スケジュールもあり、「親子同時」の会合実施によって日程のつじつまを合わせた格好です。

報告書案の全体像(出所:事務局提出資料 https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/market-system/siryou/20231122/04.pdf)

報告書案の本文は、「資産運用業高度化」「アセットオーナーに関する機能強化」「スチュワードシップ活動の実質化に向けた取り組み」「成長資金の供給と運用対象の多様化の実現」という4つの柱で構成されています。なお、当局が作成した報告書案の「概要」の図では、本文で「成長資金の供給と運用対象の多様化の実現」に含まれるクレカ積立限度額引き上げなどを5つ目の柱として強調しています。

このうち投資信託ビジネスと関連の強い「資産運用業高度化」の章立てでは、「大手金融グループにおける運用力の向上やカバナンス改善・体制強化」と「資産運用会社におけるプロダクトガバナンスの確保等」、そして「資産運用業の新規参入促進」を打ち出しました。それぞれのポイントについてみていきます。

「親子開催」で日程のつじつま合わせ

今回のタスクフォース会合は、金融庁金融審議会での親会議にあたる市場制度ワーキング・グループとの合同開催という形式を取りました。通常であれば、作業部会で報告書を取りまとめてから親会議に上げ、さらに金融審総会を開いて政府に提出するという段取りが一般的ですが、政府として年末までに政策プランをまとめるという過密スケジュールもあり、「親子同時」の会合実施によって日程のつじつまを合わせた格好です。

報告書案の全体像(出所:事務局提出資料 https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/market-system/siryou/20231122/04.pdf)

報告書案の本文は、「資産運用業高度化」「アセットオーナーに関する機能強化」「スチュワードシップ活動の実質化に向けた取り組み」「成長資金の供給と運用対象の多様化の実現」という4つの柱で構成されています。なお、当局が作成した報告書案の「概要」の図では、本文で「成長資金の供給と運用対象の多様化の実現」に含まれるクレカ積立限度額引き上げなどを5つ目の柱として強調しています。

このうち投資信託ビジネスと関連の強い「資産運用業高度化」の章立てでは、「大手金融グループにおける運用力の向上やカバナンス改善・体制強化」と「資産運用会社におけるプロダクトガバナンスの確保等」、そして「資産運用業の新規参入促進」を打ち出しました。それぞれのポイントについてみていきます。

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著者情報

川辺 和将
かわべ かずまさ
金融ジャーナリスト
金融ジャーナリスト、「霞が関文学」評論家。毎日新聞社に入社後、長野支局で警察、経済、政治取材を、東京本社政治部で首相官邸番を担当。金融専門誌の当局取材担当を経て2022年1月に独立し、主に金融業界の「顧客本位」定着に向けた政策動向を追いつつ官民双方の取材を続けている。株式会社ブルーベル代表。東京大院(比較文学比較文化研究室)修了。
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