finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

最新の積立設定件数が1位を独占 eMAXIS Slimシリーズはなぜこれほど人気があるのか?

Finasee編集部
Finasee編集部
2023.10.11
無料
最新の積立設定件数が1位を独占 eMAXIS Slimシリーズはなぜこれほど人気があるのか?

金融機関が毎月公表するランキングデータをもとに、注目ファンドの概要やポイントを解説する「Finaseeファンドウォッチ」。今回はネット証券大手、SBI証券と楽天証券の2023年9月のデータをもとに解説します。

「eMAXIS Slimシリーズ」が人気

 

SBI証券と楽天証券の積立人気ランキングでは、eMAXIS Slimシリーズが1位と2位に入っている。eMAXIS Slimシリーズは業界最低水準の運用コストを目指し続けていて、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬は0.09372%以内、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の信託報酬は0.05775%以内となっている。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」で第1位に選ばれており、個人投資家の関心も高い。

さらに、8月末時点における純資産残高は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が2兆5938.6億円で国内公募株式投資信託(ETF除く)の中で1位、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が1兆4242.14億円で第3位となっている

純資産残高が多いファンドほど繰上償還のリスクが小さくなることや、スケールメリットによって今後も信託報酬が引き下がる可能性があることから、つみたてNISAなどで長期保有するのにも適しているファンドといえる。

eMAXIS Slimシリーズは米国株や世界株式だけでなく、国内株(日経平均株価やTOPIX)、新興国株を対象にしたものや、債券や株式、不動産など幅広い銘柄に分散投資するバランスファンド「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」など、さまざまな種類がある。低コストのインデックスファンドシリーズなので、自分の投資スタイルにあったファンドを組み合わせて運用するのもおすすめだ。

積立投資でもインド株ファンドが人気に

 

「グローバルサウス」の中でもインド株の注目度は高い。「グローバルサウス」とは、アジアやアフリカ、中東、ラテンアメリカなどの新興国や途上国を総称した言葉である。主に北半球の先進国との対比で使用され、世界経済における格差など南北問題の「南」を指す。ただ、インドやインドネシア、ベトナムなどは、今後、経済発展が期待できる地域として期待されている。

SBI証券でランキング4位の「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」は、主にETF(上場投資信託)に投資し、インドを代表する株価指数であるS&P BSE SENSEXインデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。国連人口基金の「世界人口白書2023」によると、インドの人口は14億2862万人となり、中国の14億2567万人を抜いてはじめて世界1位となった。

2022年度の推計では25歳未満が全人口の43%を占める若年層中心の人口構成で、世界的にもっとも成長が期待されている。ただ、これまでインド株に投資するファンドはアクティブ型がメインで、保有コストである信託報酬が年率1%程度かかっていた。しかし、同ファンドはインデックスファンドなので信託報酬は0.4638%程度(年率・税込)と、これまでの半分程度になっている。積立投資で長期保有するのに適したファンドといえるだろう。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
次のページ 人気の日本株ファンドは?
1 2
前の記事
エネルギー関連ファンドのパフォーマンスが好調 上位ファンドを解説
2023.09.26
次の記事
大手証券で上位のアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 注目の新コースの内容は?
2023.10.16

おすすめの記事

楽天証券の売れ筋で「日本株4.3倍ブル」が急伸、好成績の「世界のベスト」は順位を下げる

finasee Pro 編集部

政府内で「成長促進保証」創設案が浮上――金融機関のリスク負担割合は引き上げへ

川辺 和将

【金融風土記】各業態で「集約」進む福井県の金融動向

佐々木 城夛

「サイバー有事前夜」、誰が資産を守るのか――金融の利便性を支える責任と連携

文月つむぎ

【連載】藤原延介のアセマネインサイト㊲
NISA買付額は成長投資枠がけん引! ただし、年後半は毎月分配型の存在感高まる

藤原 延介

著者情報

Finasee編集部
ふぃなしーへんしゅうぶ
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
【金融風土記】各業態で「集約」進む福井県の金融動向
個人向け国債、現場はどう向き合うか~顧客対応と社内評価の実態を探る
政府内で「成長促進保証」創設案が浮上――金融機関のリスク負担割合は引き上げへ
【アクセンチュア・中野将志氏インタビュー】「スピードボート」戦略で実現させた、世界初のフルクラウドバンキング
「支店長! もっと自分を必要としてくれる会社に転職したいです」
外貨関連を軸に多彩なサービスを展開顧客の信頼を勝ち取る「総資産アプローチ」case of SMBC信託銀行
【みさき透】今泉宣親・金融庁銀行第二課長インタビュー
投信ビジネスで培った信頼は預金の粘着性につながる
第8回 金融庁がマネー・ローンダリング対策を厳格化 製造業・中古車輸出業の調査負担がきつくなる?
「テクノロジー×教育×アクセス向上」でプライベートアセットの民主化を――iCapitalが描くオルタナ市場拡大への道筋
中国銀行の売れ筋で外国株式ファンドの勢力図を再編、「世界のベスト」「WCM」が上位固定の一方で新興勢が存在感
個人向け国債、現場はどう向き合うか~顧客対応と社内評価の実態を探る
【金融風土記】各業態で「集約」進む福井県の金融動向
【連載】藤原延介のアセマネインサイト㊲
NISA買付額は成長投資枠がけん引! ただし、年後半は毎月分配型の存在感高まる
政府内で「成長促進保証」創設案が浮上――金融機関のリスク負担割合は引き上げへ
【第4回】オルタナティブ戦略ファンドは何を見て選ぶのか
「サイバー有事前夜」、誰が資産を守るのか――金融の利便性を支える責任と連携
楽天証券の売れ筋で「日本株4.3倍ブル」が急伸、好成績の「世界のベスト」は順位を下げる
J-FLECの労作「家計見える化報告書」で“先送り”にされた2つの論点
【みさき透】今泉宣親・金融庁銀行第二課長インタビュー
投信ビジネスで培った信頼は預金の粘着性につながる
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第21回:“106万円の壁”撤廃の影響を受けるセクターとは
個人向け国債、現場はどう向き合うか~顧客対応と社内評価の実態を探る
【みさき透】今泉宣親・金融庁銀行第二課長インタビュー
投信ビジネスで培った信頼は預金の粘着性につながる
「支店長! もっと自分を必要としてくれる会社に転職したいです」
【第4回】オルタナティブ戦略ファンドは何を見て選ぶのか
中途半端な再発防止策も容赦なく「処分の対象」に?--他人事にしにくいプルデンシャル行政処分の3つの注目点
三菱UFJ銀行の9月ランキングで「ウェルス・インサイト(標準型)」がトップ維持、「世界のベスト」が急浮上
【連載】藤原延介のアセマネインサイト㊲
NISA買付額は成長投資枠がけん引! ただし、年後半は毎月分配型の存在感高まる
ゆうちょ銀・郵便局の売れ筋は上位6本が不動、代表6資産がすべてマイナス成長だったバランス型は順位が交錯
【金融風土記】各業態で「集約」進む福井県の金融動向
中国銀行の売れ筋で外国株式ファンドの勢力図を再編、「世界のベスト」「WCM」が上位固定の一方で新興勢が存在感
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2026 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら